- 「ピアノの練習、毎日やってほしいけど…時間も気力も足りない!」
- 「子どもが“ピアノいやだ~”とぐずるたびに、声をかけるのがつらくなる…」
そんな風に感じているパパ・ママ、多いのではないでしょうか?
実は、ピアノの練習って毎日たっぷりじゃなくていいんです。
大切なのは“質”と“気持ち”!
そこで今回は、たった1日10分でも効果あり!子どものイヤイヤを減らす“短時間集中ピアノ練習”のコツをお届けします。
目次
「ピアノ練習はたくさんしなくていい」と知るだけで心が軽くなる

まず知っておいてほしいのは、ピアノの上達=長時間の練習が必須ではないということ。
幼児期に必要なのは、「弾けるようになる」よりも「ピアノって楽しい!」という気持ちを育てること。
無理に練習させてイヤになってしまっては、元も子もありません。
むしろ短時間で楽しく終わる方が、
- 「またやりたい」
- 「明日も弾こうかな」
という気持ちにつながるんです。
【子どもの1日10分ピアノ練習のコツ①】「練習は10分だけ」と“約束”する

「今日は10分だけ一緒にやってみようか」
と、最初にゴールを伝えておくことで、子どもは安心してピアノに向かうことができます。
時間が見えないと
- 「いつ終わるの?」
- 「まだやるの?」
とグズグズが出てしまいますが、10分と決めておけば見通しが立って気持ちも安定します。
さらに、タイマーを使って“あと○分”が見えるようにすると、集中力もアップ!
ポイント
タイマーは親の目の前でスタート。
子どもと一緒にカウントダウンする感覚で使うと◎
【子どもの1日10分ピアノ練習のコツ②】「最初の3分」で弾くスイッチを入れる

10分しかないからこそ、最初の数分がとっても大事!
子どもの気分が乗っていないときでも、スモールステップで始めると、自然に手が動き出します。
ポイント
- 「好きな曲のサビだけ」弾く
- 「お名前の音だけ」ポンポン弾く
- 「ママと連弾してみよう!」と遊び感覚にする
最初に“できること”“好きなこと”から入ると、練習モードに入りやすくなります。
豆知識
大人もウォーミングアップが必要なように、子どもにも“気持ちの準備運動”が必要です!
【子どもの1日10分ピアノ練習のコツ③】「毎回テーマを変える」で飽き防止!

同じ練習を繰り返すと、飽きてしまうのが子ども。
短時間でも、
- 「今日は音をきれいに出す練習!」
- 「今日はゆっくり弾いてみる日」
など、テーマをひとつだけ決めてみましょう。
たとえば、
- 「今日は強く弾いてみる日」
- 「間違えても止まらない日」
- 「最後まで通して弾くチャレンジ」
このようにテーマを変えると10分の中でも新鮮さが出て、子どもが楽しみやすくなります。
さらに、
「今日はどんな練習にする?」
と子ども自身に決めさせると、主体性も育ちますよ。
関連記事はこちら▶ピアノ初心者の親必見!親子連弾を楽しむための基礎練習法
【子どもの1日10分ピアノ練習のコツ④】終わりに“できた!”を残す

たとえミスが多かったとしても、最後は“できたね”で終わるのが大事。
- 「今日もがんばったね!」
- 「昨日よりここが上手だったよ」
など、前向きな一言で締めくくりましょう。
10分の中でできたことを、親がきちんと見てくれていると感じると、
「明日もまたがんばろうかな」
と思えるようになります。
ポイント
終わった後にハイタッチやスタンプ、シールなどで“達成感”を演出するのも効果的!
【子どもの1日10分ピアノ練習のコツ⑤】練習を“イベント化”してみる

子どものピアノ練習を毎日の習慣にするには、「なんとなくやる」より“特別な時間”にしてあげることがポイントです。
たとえば、
- 「ピアノ10分タイム、スタート〜!」と宣言して始める
- 専用のタイマーや“ピアノ帽子”を用意してスイッチオン
- 練習後にシールを貼る“ごほうびカレンダー”を作る
子どもにとって、「ただの練習」ではなく「ワクワクするイベント」になれば、やる気はぐっとアップ!
親も気負わずに、
「この10分を一緒に楽しもう」
という気持ちで向き合えるようになります。
【まとめ】たった10分でも、“楽しい”は育てられる!

「もっとピアノ練習をやってくれたら…」
と思う日もあるかもしれません。
でも、ピアノ練習が習慣になるかどうかは、“時間の長さ”ではなく“その時間をどう感じるか”にかかっています。
楽しかった!できた!
という小さな積み重ねが、子どもにとっての“ピアノって好き”という気持ちを育てます。
おさらい:イヤイヤが減る“短時間集中ピアノ”のコツ
- 「10分だけ」とあらかじめ約束
- 最初の3分でウォーミングアップ
- 毎回テーマを変えて飽き防止!
- 最後は“できた”で締めくくる
- 練習を“イベント化”して楽しむ
毎日完璧じゃなくてもOK。
まずは“笑顔で終われる10分”から、一緒に始めてみませんか?