こんにちは🎵
このブログ「ゆるピアノはじめました♬」では、趣味としてピアノを楽しんでいる私とピアノ教室歴1年と少しの娘の日常、そして音楽の楽しさを子育て目線でお届けしています。
ピアノを習い始めて約1年。
4歳になった娘が、ついに初めてのピアノ発表会に挑戦しました。
発表会曲の練習が始まったのは、年明けの冬。
20人中の最年少での出演、初めての暗譜、親子連弾。
初めてづくしの経験に、親子でドキドキしながら準備を進めました。
うまくいかない日も、練習を嫌がる日もありましたが、一歩一歩頑張って迎えた本番当日。
娘はどんな演奏を見せてくれたのでしょうか?
今回は、発表会に向けた練習の日々から本番当日の様子まで、娘の成長記録を振り返りながらお伝えします。
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目次
はじめに

娘が3歳でピアノを始めたきっかけ
娘がピアノを習い始めたのは、3歳幼稚園年少になったばかりの4月のこと。
きっかけは、家で音楽に合わせて楽しそうに踊ったり、歌ったりしている娘の姿を見たことでした。
もともと音楽が好きなのは分かっていたので、
「何か習いごとを始めるなら、音楽に関係するものがいいな」
と思い、ピアノ教室に体験レッスンを申し込んでみることに。
体験レッスンの日、ピアノ教室の先生が優しく迎えてくれて、小さな手で鍵盤を触る娘の姿はとても微笑ましく、見ているこちらまで嬉しくなったのを覚えています。
最初は椅子にきちんと座るだけでも大変でしたが、音を出すこと自体が楽しいようで、自然と笑顔があふれていました。
この日、「娘にはピアノが合っているかもしれない」と感じ、5歳兄とともに正式にレッスンに通うことに決めました。
関連記事はこちら▶3歳&5歳の個人ピアノ教室体験レッスン!内容や料金、子どもの反応は?
発表会への出場が決定!
そしてそれから1年。
ピアノを習い始めて1年1か月後、幼稚園年中に進級したばかりのゴールデンウィークに、いよいよ初めての発表会に挑戦することになりました。
参加は任意でしたが、迷わず参加申し込み🎵
先生から発表会のお話を聞いたとき、私も娘もワクワク半分、ドキドキ半分。
まだ年中にあがったばかりの4歳。
短い曲とはいえ、ソロで3曲、さらに親子連弾も1曲。
こんなにたくさんの曲を覚えて、人前で演奏できるのだろうか?という不安もありました。
それでも、ピアノを始めてからの小さな成長をたくさん見てきたからこそ、
- 「きっと大丈夫」
- 「この経験が娘にとって大きな自信になるはず」
と信じて、親子で初めての発表会に向けて歩き出しました。
発表会曲の練習過程

GWに向けた発表会曲の練習は1月にスタート
発表会に向けた練習が始まったのは、年が明けた1月からでした。
本番まではまだ4か月ほどありましたが、ソロ3曲と親子連弾1曲、合わせて4曲を仕上げなければならないので、早めのスタートです。
ソロの曲は、普段使っている3冊の教本
- 幼児のピアノ入門 こどもはピアニスト1
- ぴあのどりーむ レパートリー3
- ぴあのぴあの4
から、それぞれ1曲ずつ先生が選んでくれました。
「こどものバイエル下巻」も併用して練習していましたが、先生の好みの問題なのか(?)、バイエルの曲は発表会では使わないようです。
それぞれ難易度や雰囲気が違い、バランスよく組み合わせられており、娘にとっては初めての「発表会仕様」の曲たち。
普段のレッスン曲よりも少し長く、表現力も求められるので、最初はなかなか苦戦していました。
連弾曲は親子で挑戦!
さらに、連弾曲は親子での挑戦。
親がピアノを弾けないなどで無理な場合は先生が弾いてくれるとのことでしたが、せっかくなので引き受けました♪
娘と並んでピアノを弾くのは初めてで、私自身も楽譜とにらめっこしながら練習を始めました。
連弾は発表会の中では「余興」という扱いだったものの、やはり人前で演奏するとなると緊張感はあります。
「親である私が間違えて娘の発表会を台無しに出来ない!」
という思いから、娘の100倍は練習しました(笑)
発表会の4曲に加えて教本もあり、宿題が多すぎる…!
ソロと連弾、それに加えて通常のレッスンで進める教本の曲もあったので、毎日の練習量は一気に増えました。
家で取り組むべき曲は全部で8曲ほど。
そのうち4曲はクリアするたびに次の曲に進んでいくので、もう大変!
3歳の頃に始めたころとは比べものにならないボリュームに、娘も私も戸惑いながらのスタートでした。
発表会は暗譜必須
特に苦戦したのが、暗譜です。
これまでは楽譜を見ながら弾くことが前提だったのに、発表会では楽譜なしで弾く必要がありました。
覚えたと思ったら次の日には忘れてしまったり、間違ったまま覚えてしまったり…。
「ピアノの習い事ってこんなに大変なんだなあ」
と、親子で何度も壁にぶつかりました。
関連記事▶ピアノ発表会は暗譜が必要?暗譜のメリット・デメリットと成功のポイントを解説
そして途中で飽きる娘
さらに、発表会の曲は何度も何度も練習するので、途中で飽きてしまうことも。
特に、まだ4歳の娘にとっては、同じ曲を何か月も弾き続けること自体が大きな試練だったようです。
そこで取り入れたのが、「シール作戦」と「ご褒美作戦」。

▲いつの間にか大量に貯まっていくご褒美シール。
練習を頑張った回数のシールを貼れるようにして、発表会が終わったら欲しかったシルバニアファミリーをプレゼントする約束をしました。
▼娘が希望したシルバニアです。た、高い…!(笑)
「練習やだ〜」と言っていた日も、シール帳を見せると気持ちが切り替わり、なんとかピアノに向かってくれるように。
こうして、日々の小さな積み重ねを続けていきました。
そんなこんなで、発表会本番までの練習は決して順調なものではなかったけれど、一緒に壁を乗り越えていくことで、娘の心の中にも少しずつ「できた!」という自信が育っていったように思います。
発表会1週間前にはリハーサルに参加

発表会の1週間前には、リハーサルが行われました。
当日と同じ会場で、本番と同じ順番・同じ流れで演奏するという、いわば“本番さながら”の練習です。
娘は発表会の参加者20人の中で最年少。
しかも、演奏だけでなく「はじめの言葉」の担当にもなっていました。
トップバッターとして、ピアノの演奏より先にマイクの前でご挨拶をしなければなりません。
リハーサルが近づくにつれ、私も娘も緊張が高まっていきました。
リハーサル当日
リハーサル当日。
大きなホール、たくさんのピアノ仲間たち、慣れないマイク…
普段のレッスン室とはまるで違う雰囲気に、娘は少し緊張した様子でした。
それでも、先生に何度も「大丈夫、大丈夫」と励まされながら、小さな声ながらもきちんと「はじめの言葉」を言い切り、続くソロ曲もなんとか演奏。
リハーサルを終えた後は、
「ちょっと緊張したけど、楽しかった!」
とニコニコ。
緊張の中にも、小さな達成感を感じられたようで、私もホッとしました。
関連記事▶ピアノ発表会のリハーサルは必要?参加するメリットと本番への活かし方
4歳年中で初めてのピアノ発表会デビュー♪

そして、いよいよ迎えた本番当日。
発表会は夕方スタートで、終了予定はなんと夜8時。
小さな子どもにとっては、長丁場です。
発表会の成功はお昼寝次第
普段は19時には眠くてぐずってしまう娘。
少しでも体力を温存できるように、午前中はたっぷり遊ばせたあと、しっかりお昼寝をさせました。
正直、発表会の成功はこのお昼寝にかかっていると言っても過言ではないので、無事にお昼寝できて本当に安心しました。
ドレスを着てお姫様気分の娘
起きた後は早めに軽い夕食を済ませ、ドレスに着替えて会場へ。
発表会用に娘と一緒に選んだのは、リボンがたくさん付いたピンク色のドレス。
キラキラのビジューが付いたバレエシューズに、ふわふわのパニエ入りドレス。
本人も少しお姫さま気分になったのか、自然と背筋が伸びるのが分かりました。
関連記事▶ピアノ発表会のドレス選びにおすすめ!キャリーオンで高品質な中古ドレスを格安でGETしよう
いよいよ発表会本番!
会場に着くと、あっという間に出番がきます。
まずは「はじめの言葉」。
リハーサルよりも堂々と、大きな声で挨拶することができました。
続いてのソロ3曲。
1曲目・3曲目は完璧!
2曲目で少しミスがあったものの、止まったりテンパったりすることはなく、最後まで落ち着いて弾き切ることができました。
暗譜も最初にあれだけ苦労していたのに本番ではしっかり覚えていて、弾きながら歌うような気持ちで演奏している様子に、心から成長を感じました。
親子連弾はやっぱり緊張しましたが、間違えてもお互い顔を見合わせて笑いながら乗り越えられるような、あたたかい空気の中で楽しめました。
「ちょっと失敗しちゃったけど楽しかった!」
と笑う娘の顔は、本当に誇らしげでした。
長時間にわたる発表会でしたが最後の集合写真までなんとか参加し、帰りの車の中では、あっという間に爆睡。
ピアノを習い始めてから1年と少しでここまで頑張れるようになった娘の姿に、胸がいっぱいになった一日でした。
発表会を終えて感じたこと

娘の初めてのピアノ発表会。
この日のために何か月もかけて練習を重ね、たくさんの壁を乗り越えてきました。
家では、なかなか練習が進まなかった日もありました。
「もうピアノやりたくない!」
「ピアノ教室行かない!」
と涙を見せた日も。
それでも、シールでのご褒美作戦や、大好きなシルバニアファミリーを目標にしながら、なんとか毎日コツコツと続けてきました。
ときには私も一緒に悩みながら、怒ってしまったり励ましたり、反省したり。
そんな日々の積み重ねの先に、本番でのあの堂々とした姿がありました。
3歳でピアノを始めた頃は、まだ鍵盤に指を置くこともままならなかった娘が、1年後には大勢の前で暗譜をして演奏できるまでに成長している。
その事実が、本当にうれしく誇らしかったです。
演奏の完成度ももちろん大事だけれど、
「緊張するけど頑張る」
「失敗しても最後までやりきる」
という経験が、娘にとって何よりの宝物になったと思います。
そして、親子連弾というかけがえのない思い出もできました。
小さな手で一生懸命鍵盤を押さえながら、私と一緒に音楽を楽しんでくれたあの時間。
この日のことは、きっと私にとっても一生忘れられない思い出になるでしょう。

▲シルバニアファミリーもGET🎵
発表会を終えた娘は、さらにピアノへの自信を持ち、
「また次も出たい!」
と、キラキラした目で話してくれました。
これからも、上手に弾けることよりも音楽を好きな気持ちを大切にしながら、娘と一緒に歩んでいけたらいいなと思っています。
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