4歳の小さな子どもにとって、ピアノ発表会はとても特別なイベント。
練習してきた成果を大勢の前で披露する経験は、成長の大きな一歩になります。
でも同時に、まだ小さな子どもにとってはプレッシャーも大きく、失敗やトラブルもつきもの。
この記事では、わが家の娘(幼稚園年中・4歳)の発表会体験をもとに、ピアノ発表会で失敗しないための練習法と本番対策をまとめます!
目次
4歳の発表会に向けた練習のコツ

暗譜は早めにスタート
4歳児は記憶力が良い反面、忘れるのも早いもの。
曲を覚えるのに時間がかかる場合もあるので、できるだけ早い段階から暗譜練習を始めましょう。
わが家では、発表会の4か月前から練習をスタートしましたが、暗譜に苦戦し、ギリギリまで不安を抱えていました。
特に小さな子は、手元の動きで覚えていることが多く、ほんの少し止まっただけで演奏が続かなくなることもあります。
4歳の暗譜練習のポイント
- 片手ずつ練習して確実に覚える
- 「今日はここまで!」と小さな区切りを作る
- 弾かなくても、楽譜を見ながら指を動かす練習も効果的
短時間練習をコツコツ続ける
長時間の練習は集中力が持ちません。
1回5〜10分程度の短い練習を、1日に数回取り入れるのがおすすめ。
わが家では、
- 朝幼稚園に行くまでに1回
- 夕食前に1回
- お風呂上がりに1回
と、生活の中に練習を組み込みました。
ポイント
- 「ちょっとだけ弾こうか!」と軽い声かけ
- 練習後にシールやご褒美でモチベーションアップ
発表会曲以外の教本練習も続ける
発表会の曲だけに集中すると、普段の教本練習が止まってしまうことも。
でも、基礎を続けることが結果的に発表会の演奏力アップにもつながります。
わが家では、発表会曲に加えて教本も並行して練習していたため、家で練習すべき曲が最大で8曲になり、ちょっと大変でした。
それでも、結果的には基礎力アップに役立ったと感じていますし、飽き防止にもよかったと思います。
4歳のピアノ発表会本番で失敗しないための対策

正直親としては、
「ピアノ発表会本番で上手に演奏できなくても一生懸命弾いてくれればそれでOK」
と思うのですが、失敗して落ち込む我が子は見たくないもの。
できれば発表会本番を成功させて自信を付けてほしいですよね。
そこで、発表会本番で失敗しないための本番対策をまとめます。
リハーサルで「本番の流れ」を体験しておく
発表会当日は、普段と違う環境に圧倒されてしまうことも。
事前のリハーサルや会場見学で、本番の雰囲気に慣れておくと安心です。
わが家では発表会の1週間前にリハーサルがあり、
- 舞台に立つ位置
- お辞儀のタイミング
- 椅子の高さの調整
などを確認できたことで、本番も落ち着いて行動できました。
関連記事はこちら▶ピアノ発表会のリハーサルは必要?参加するメリットと本番への活かし方
体調管理&スケジュール管理に注意
4歳は体調の波が激しい時期。
本番直前に風邪を引いてしまわないよう、数日前から無理のないスケジュールを心がけましょう。
わが家では、発表会当日は午前中に公園で遊び、お昼寝をたっぷりしてから会場に向かいました。
しっかり睡眠をとらせることで、夕方からの本番にも集中できました。
本番の緊張対策は「いつも通り」で
4歳の子に「緊張しないで!」というのは難しいもの。
- 「ドキドキするね。でも大丈夫だよ」
- 「楽しんで弾こうね」
と声かけし、できるだけ普段通りの雰囲気を作ってあげましょう。
連弾では私も一緒にステージに立ちましたが、
「一緒だから怖くないよ」
と伝えることで、娘も安心して演奏に臨めたように思います。
おわりに

4歳でのピアノ発表会は、小さな子どもにとっても、親にとっても大きなチャレンジ。
でも、しっかりと準備をすれば、当日はきっと笑顔で終えることができるはずです。
完璧を目指すよりも、今できる精一杯を出し切れるようサポートすることが何より大切。
発表会を通して、子どもの成長をたっぷり感じられる時間になりますように。
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