ピアノの発表会が近づくと、気になってくるのが「ピアノ教室の先生へのお礼」。
とくに初めての発表会だと、
「先生に花束って贈ったほうがいいの?」
「まだ習い始めて1年目だし、そこまでしなくてもいい?」
と悩む方も多いのではないでしょうか。
我が家の娘も、ピアノを始めてちょうど1年が経ったときに初めての発表会を迎えました。
講師演奏などはなく、発表会費用も月謝とは別にあらかじめ徴収されていた形式でした。
そんな状況で「ピアノ教室の先生へのお礼ってどうすればいいの?」と戸惑った経験をもとに、この記事では先生への花束についてのマナーや考え方、渡すタイミングや注意点までまとめます。
目次
なぜピアノ発表会では先生に花束を渡すの?その意味と背景

ピアノ発表会での「先生への花束」は、感謝の気持ちを形にして伝える一つの手段として定着しています。
先生は日々のレッスンだけでなく、発表会に向けた曲選びや練習指導、当日の進行など、多くの準備をされています。
それに対して「ありがとう」の気持ちを伝えるために、花束やちょっとした贈り物を渡すご家庭も多いのです。
先生に花束は渡すべき?渡さなくても失礼じゃない?

結論から言うと、渡さなくても失礼ではありません。
とくに、以下のような場合は無理に用意しなくてもOKです。
- 講師演奏がない
- 発表会費用が月謝と別でしっかり徴収されている
- 教室全体で「お礼文化」があまりない
実際、うちの娘の教室も講師演奏はなく、発表会の準備費用が別途徴収されていたため、花束を渡すご家庭は子ども20人中のたった1人のご家庭でした。
(ちなみにコンクールで賞を取っている中学生のお子さんを持つご家庭でした。)
渡していないご家庭も多く、浮いたり気まずくなるような雰囲気はまったくありませんでしたよ。
【1年目の我が家の場合】続くかわからないのにどうする?
まさに我が家が迷ったのはここでした。
4歳の娘にとって初めての発表会。
「ピアノが娘に合っているか分からないし、発表会が終わってすぐ辞めることになるかも…」
「習い始めて1年目でどこまで“お礼”するのが妥当なの?」
そんな思いもあり、我が家では「感謝の気持ちは伝えつつ、形にこだわりすぎない」という方針に。
結果として、ピアノ発表会当日には渡さず、最初のレッスンの日に
- 娘からの手書きのメッセージカード
- 小さな地元銘菓
をお渡ししました。
気持ちは伝わったようで、先生もにこやかに「ありがとう」と受け取ってくださいました。
ピアノ発表会で先生に花束を渡す場合のマナーとタイミングは?

もし花束やギフトを渡す場合は、以下の点を押さえておくと安心です。
- タイミング:発表会終了後、子どもと一緒に手渡しが◎
- 金額目安:500〜2,000円程度の気持ちでOK
- 花の選び方:かさばらず持ち帰りやすいブーケタイプがおすすめ
先生が他のご家庭からも受け取る可能性があるので、「大きすぎない」「渡しやすい」ものが無難です。
また、教室によっては「一括でお礼を集める」こともあるため、事前に他の保護者と情報交換できるとベターです。
花束じゃなくても大丈夫?気持ちが伝わるお礼の例
お礼の形は、花束だけではありません。
以下のような例も喜ばれます。
- メッセージカード(子どもと一緒に書くと◎)
- プチギフト(焼き菓子・紅茶など)
- ハンドクリームやハンカチなどの実用品
あくまで「ありがとう」の気持ちが伝わるかが大事。
豪華にする必要はまったくありませんし、気を遣わせない範囲で準備するのがおすすめです。
まとめ|1年目なら、無理せず“ちょっとした感謝”で十分

ピアノ発表会は子どもにとって大きな舞台。
そのサポートをしてくれる先生にも、何かしら感謝を伝えたくなるのは自然なことです。
でも、1年目の段階では「お礼はしたいけど、かしこまりすぎるのはちょっと…」という気持ちもあるもの。
そんな時は、無理なくできる方法で気持ちを伝えれば十分です。
「続けてみて、先生との関係が深まったら改めて考える」
そんなゆるやかなスタンスで、発表会を楽しめたらいいですよね🎵