ピアノ練習がもっと楽しく!レパートリーを増やすコツとおすすめ曲リスト

  • 「独学でピアノを始めてみたけれど、練習が続かない…」
  • 「結局いつも同じ曲ばかり弾いてしまう…」

そんなふうに感じていませんか?

ピアノ練習のモチベーションを保つために大切なのが、「レパートリーを増やすこと」です。

新しい曲を弾けるようになるたびに上達を実感でき、自信にもつながります。

この記事では、大人の独学ピアノ学習者に向けて、

  • レパートリーを増やすメリット
  • 続けやすい練習のコツ
  • 初心者〜中級者向けおすすめ曲リスト

をご紹介します!

※記事内に広告が含まれています。

なぜ「ピアノのレパートリーを増やす」と楽しくなるの?

弾ける曲が増えると「できた!」の達成感が味わえる

独学でピアノを続ける上で一番の壁は「孤独感」や「停滞感」です。

誰かに習っていないぶん、正しく弾けているか不安になったり、成長が見えにくかったりします。

しかし、1曲仕上げるたびに「ちゃんと弾けた!」という実感が得られ、それが次のモチベーションになります。

レパートリーは、まさに「目に見える上達の証」なのです。

気分やシーンで曲を選べるから飽きない

今日はクラシック、明日はジブリ、週末はジャズ風アレンジ…

レパートリーが増えると、その日の気分やシーンに合わせて選曲できます。

「この曲、友だちの前で弾いてみようかな」と思えるようになるのも、大きな楽しみです。

練習が「作業」ではなく「音楽体験」に変わる

1曲を何週間も練習し続けていると、どうしても義務的な練習になりがちです。

一方で、短めでも仕上げられる曲を複数持っておけば、日々の練習も“弾く楽しさ”を感じられる時間になります。

ピアノのレパートリーを増やすための3つのコツ

コツ①:1曲にこだわりすぎない

「完璧に弾けるようになるまで次の曲に進まない」

というルールに縛られていませんか?

もちろん基礎の反復は大事ですが、大人の独学者の場合、ある程度仕上がったら次の曲に進むほうが楽しく続けやすくなります。

  • 「ミスがあっても最後まで通せる」
  • 「曲の雰囲気が伝わる」

というレベルを一つの目安にすると、ストレスなく次の1曲へ進めます。

コツ②:短くて完成しやすい曲を選ぶ

「仕上がりの早さ」はモチベーションに直結します。

最初から難しく長いクラシック曲に挑戦するのではなく、1〜2ページ程度の短い曲から選ぶのがおすすめです。

さらに、既に知っているメロディ(童謡、映画音楽、ポップス)なら耳でも覚えやすく、譜読みの負担も少なめです。

コツ③:「レパートリー帳」を作っておく

自分がこれまでに仕上げた曲をノートやアプリで記録するだけで、

「こんなに弾けるようになった!」

と自信につながります。

レパートリー帳に書いておきたい項目

  • 曲名
  • 作曲者/アレンジャー
  • 難易度(☆〜☆☆☆など)
  • 練習期間や弾けるようになった日
  • 一言メモ(楽しかった、難しかったなど)

初心者〜中級者向け♪レパートリーにおすすめの曲リスト

【初心者向け(導入〜バイエル前半程度)】

  1. 『よろこびのうた(ベートーヴェン)』
     耳なじみがあり、左手の伴奏もシンプル。
  2. 『チューリップ』『かえるのうた』などの童謡
     片手ずつでも楽しめ、両手練習の導入にも◎。
  3. 『きらきら星変奏曲(モーツァルト)よりテーマ部分』
     親しみやすく、演奏会でも映える一曲。
  4. 『いつも何度でも(ジブリ)』/久石譲
     シンプルなアレンジ譜が市販されていて挑戦しやすい。

【初中級向け(バイエル後半〜ブルグミュラー程度)】

  1. 『エリーゼのために(ベートーヴェン)』※簡易アレンジ可
     人気曲。難所は省略した簡単バージョンも多数。
  2. 『情熱大陸(葉加瀬太郎)』※初級アレンジ譜あり
     リズム感の練習にもピッタリ!
  3. 『ハナミズキ(一青窈)』や『糸(中島みゆき)』などのJ-POP
     やさしいアレンジ譜が出版されており、感情を込めやすい。
  4. ブルグミュラー『25の練習曲』より「アラベスク」「素直な心」
     練習曲でありながら、音楽性も高くレパートリー向き。

【中級者向け(ソナチネ程度〜)】

  1. 『カノン(パッヘルベル)』※連弾や簡易版もあり
     バロック音楽の代表曲。ハーモニーが美しく、発表会にも人気。
  2. 『彼こそが海賊(パイレーツ・オブ・カリビアン)』
     ダイナミックな曲調で弾き応えあり。
  3. 『亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)』※アレンジ譜可
     静かな美しさが魅力。音の響きを意識する練習にも。

まとめ:ピアノの楽しさは「1曲ずつ」の積み重ねから

ピアノ独学は、自分のペースで取り組める自由さが魅力です。

その反面、ゴールが見えずに挫折しやすい側面も。

だからこそ、1曲ずつ「弾けた曲」を積み重ねていくことが、最大のモチベーションになります。

「今日はこの1曲だけ弾こうかな」「次はこの曲に挑戦してみよう」

そんなふうに、日々のピアノが“楽しみ”になっていけば、自然とレパートリーも広がっていきますよ♪

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