「ピアノを独学で始めたいけど、どの教本から始めればいいの?」
「大人向けの教本って、たくさんありすぎて迷う…」
そんなふうに感じていませんか?
子ども向けの教本はたくさん紹介されていても、大人の独学者向けの教本情報は意外と少なく、選び方や順番がわからないままスタートしてしまう方も多いです。
この記事では、ピアノ歴3年・元音楽教室生の筆者が、独学でも挫折しにくい教本の選び方と進め方を、ステップごとに丁寧にご紹介します。
初心者向けのおすすめ教本も紹介していますので、ピンとくる本があればそのままチェックしてみてください🎵
目次
1. 大人のピアノ独学|教本は「順番」が超重要!

ピアノ教本には、音の読み方・指の動かし方・リズム感・表現力…など、少しずつスキルを積み重ねていく構成になっています。
つまり、いきなり「エリーゼのために」に挑戦!のような無茶な順番では、確実に挫折してしまうのです。
▶大人の独学者が教本を選ぶときのポイント
- 文字・説明がしっかりしていて理解しやすいか
- 「知ってる曲」や「耳なじみのある曲」が載っているか
- 技術のレベルが少しずつ上がっていく構成か
上記のような観点を押さえて、段階的に進めていくのが大切です。
【ステップ別】おすすめ教本の順番と進め方

🪴ステップ1|音符・指番号に慣れる【導入期】
📘おすすめ教本①
特徴:
・大人が知っている童謡や唱歌を中心に構成
・片手ずつの練習から無理なく進められる
・解説がやさしく、楽譜の読み方も一緒に学べる
👉 こんな人におすすめ:
「ドレミもよくわからない」「楽譜を読むのは学生以来」な完全初心者さん
🎹ステップ2|両手奏・リズムの理解【初級】
📘おすすめ教本②
『ピアノ 楽譜 | おとなのための 楽しいピアノスタディ 1』
特徴:
・クラシックからポップスまで幅広いジャンルに触れられる
・指のトレーニングページ付きで、練習内容が豊富
・独学者向けの解説が丁寧(動画サポート付きの版もあり)
👉 こんな人におすすめ:
「少しずつ弾けるようになってきたけど、レパートリーが少ない」と感じる方
🎼ステップ3|表現・テクニックの幅を広げる【初中級】
📘おすすめ教本③
『ピアノソロ らくらく弾ける!クラシック名曲集 ドレミふりがな&指番号付! ヤマハミュージックメディア』
特徴:
・エリーゼのために/カノン/別れの曲など、あこがれのクラシックが収録
・原曲よりやさしいアレンジで挑戦しやすい
・レパートリーを増やしたい人にもぴったり
👉 こんな人におすすめ:
「目標の曲があるけど、原曲はまだ難しい」という方の練習用に◎
【補助教材】基礎をしっかり固めたい人向け

「指が思うように動かない」「音符の読みが遅い」と感じたら、補助教材も取り入れると効果的です。
📙おすすめ補助教材
- 『おとなのハノン〜指の動きをよくするピアノ・トレーニング・ブック / ドレミ楽譜出版社』(指の基礎練習に)
- 『【メール便/送料無料】 大人の音楽ドリル 実践 楽譜がよめる! 大人のための音楽ワーク テキスト 楽譜』(楽譜の基礎を学ぶ)
補助教材は「1日5分〜10分」程度でも続けることで効果が出ます。
曲集と合わせて取り入れると、演奏力がぐんと安定します。
よくあるQ&A|大人の独学ピアノ教本

Q1. 教本って、1冊終わったら次に進めばいいの?
A. はい。ただし、「最後の曲がなんとなく弾けた」だけではなく、「読み方・弾き方を理解しているか」がポイントです。1冊を3〜6か月かけて進めるのが一般的です。
Q2. 2冊以上を並行して使ってもいい?
A. OKです。
例えば、「1冊は基礎トレ用」「もう1冊は好きな曲集」など、目的を分けて使うと飽きずに続けやすくなります。
まとめ|大人のピアノは「合った教本」と「順番」がカギ!

ピアノは、大人からでも十分に楽しめる趣味です。
ただし、いきなり難しい曲や教本に飛びついてしまうと、モチベーションが続かないのも事実…。
この記事でご紹介したように、「導入→初級→初中級」と順を追って学べる教本を選び、少しずつレパートリーや演奏力を広げていくことが成功の秘訣です。
気になった教本は、ぜひ下記のリンクからチェックしてみてくださいね👇