「また怒っちゃった…」を卒業!幼児のピアノ練習でイライラしない親になる方法

こんにちは🎵『ゆるピアノはじめました♬』へようこそ!

このブログでは、ピアノ歴が子どもの頃に3年、最近は大人の趣味として1年続けている私と、ピアノ歴1年ちょっとの娘の日常をお届けしています。

音楽を楽しみながら、育児をしている視点での情報をシェアしています。

ピアノの前に座らせようとしても逃げ回る、いざ始めてもふざけて集中しない、ちょっとした注意で大泣き…そしてつい、親もイライラ爆発。

「また怒っちゃった…」「これじゃ練習の意味がない…」

そんな自己嫌悪のループに陥っていませんか?

私自身、まさにそうでした。

“できるだけ怒らずにやりたい”と思っても、子どもの態度や空気に押されて感情的になる。

ピアノどころじゃない日が、何度もありました。

でも、いくつかの考え方と習慣を変えたことでイライラは確実に減り、気持ちもラクになりました。

今回は、同じように悩む親御さんに向けて「子どものピアノにイライラしない親になる方法」をお伝えします。

イライラの正体は“理想”と“現実”のギャップ

まず知っておきたいのが、怒ってしまう原因の多くは「子どもの態度」ではなく、「親の期待」だということ。

  • せっかくピアノ教室に通ってるんだから
  • 毎日10分はちゃんと練習してほしい
  • もう何回も言ったのに!

…この「〜してほしい」「こうあるべき」に子どもが反したとき、私たち親はイライラするんです。

つまり、怒ってしまうのは“親の心が乱れているサイン”でもあるんですね。

まずは「今、私は理想を押しつけていないかな?」と立ち止まるクセをつけてみましょう。

それだけでも、感情のエスカレートを防げます。

幼児のピアノ練習へのストレスを減らす7つの工夫

イライラを減らすには、具体的な“仕組み”や“環境”もとても大切です。

ここでは私が実践して効果があった工夫を7つ紹介します。

1. 練習時間を“前もって予告”する

いきなり「さあ練習しよう!」と言っても、子どもは気持ちの切り替えができません。

「あと5分でピアノだよ〜」と予告して心の準備をさせることで、スムーズにスタートできる確率が上がります。

2. “毎日でなくてOK”と割り切る

「毎日やらせなきゃ」と思うほど、できなかったときのストレスが増します。

我が家では「週に4日できればOK!」というルールにしたら、お互いの気持ちがずっと楽になりました。

3. 練習のゴールを“時間”ではなく“行動”にする

「10分練習しようね」ではなく、

  • 「この曲を1回弾こう」
  • 「この2小節を2回だけやろう」

など、“行動”に焦点を当てると達成しやすく、イライラも激減します。

4. 成長ではなく“取り組み”を褒める

「ちゃんと弾けたね!」よりも、

  • 「嫌がらずに座れたね」
  • 「やってみようとしたね」

など、“がんばろうとしたこと”を褒めるのがポイント。

うまくできなかった日でも、前向きに終われるようになります。

5. “練習=親子のふれあい”と考える

ピアノの練習は、単に技術を身につけるためのものではなく、親子で一緒に時間を過ごすチャンスでもあります。

今日はできたことを一緒に笑って、できなかったことは「また今度ね」と笑える。

そんな空気があるだけで、ピアノ時間はぐっと楽しいものになります。

関連記事はこちら▶親子で楽しむピアノ練習!効果的な練習法と練習時間の管理術

6. ご褒美も“プレッシャー”にしない

「できたらシール」「5回弾いたら1回ガチャ」などのご褒美作戦は効果的ですが、子どもがご褒美にプレッシャーを感じ始めたら注意です。

「今日はやる気がなかったね〜、じゃあ明日またがんばろっか」くらいの柔軟さが大切。

“できなかった日はゼロ”でも、OKなんです。

7. 親の“気持ちの余白”を増やす

子どもに怒ってしまうとき、実は親の心に余裕がないことが多いもの。

  • 睡眠不足
  • 家事や仕事の疲れ
  • 忙しすぎるスケジュール

こうした「外側の要因」が影響していることも。

まずは自分の心と体を整えることが、子育て全体をラクにする第一歩。
たとえば…

  • 1人時間を少しでも確保する
  • 子どもが寝たら好きなドラマを観る
  • 気軽に夫や家族にSOSを出す

など、“自分も大切にする習慣”を意識してみてくださいね。

イライラしない親になるのは努力じゃなく“習慣”の積み重ね

ピアノの練習中に怒ってしまうことは、誰にでもあります。

それは子どもを想っている証でもあるから、決して悪いことではありません。

でも「また怒っちゃった…」で終わらせず、そこから何かを変えてみる。

その小さな一歩の積み重ねが、親子のピアノ時間をもっとあたたかいものに変えてくれます。

今日からできることを、ひとつだけでも始めてみませんか?

「前より怒らなくなったかも」
「今日は練習できなくても、まぁいっかと思えた」

そんな日が少しずつ増えていくとピアノはただの習いごとではなく、親子の絆を深める時間になりますよ。

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