【幼児~小学校低学年】ピアノ教本おすすめ9選|初心者の娘が実際に使った教材も紹介

こんにちは🎵

このブログ「ゆるピアノはじめました♬」では、ピアノ歴が子どもの頃に教室3年・大人趣味1年の私とピアノ教室歴1年と少しの娘の日常、そして音楽の楽しさを子育て目線でお届けしています。

幼児期にピアノを始めるとき、多くの親がまず悩むのが「どの教本がいいのか?」ということではないでしょうか。

我が家の娘は3歳でピアノを始め、現在1年1か月が経過しました。

最初は音符も分からず、どれくらい弾けるようになるのかも未知数でしたが、ピアノ教室の先生が選んでくれた教本のおかげで、無理なく楽しく続けられました。

この記事では、実際に娘が使ってよかった教本5冊を紹介しつつ、一般的に人気の教本や選び方のポイントについても丁寧に解説していきます。

これからお子さんにピアノを習わせようとしている方に、少しでも参考になればうれしいです🎵

3歳娘が最初の1年間で使った教本の進度と全体像

まず、娘がピアノを習い始めて最初の1年間で使ってきた教本の一覧はこちらです。

  • ぴあのくらぶ①②
  • ドレミランド幼児版ONE(ワン)
  • ぴあのぴあの①②③
  • 幼児のピアノ入門 こどもはピアニスト1
  • こどものバイエル 上巻
  • こどもどりーむレパートリー③

合計9冊!

多いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ピアノ教室では2~4冊の教本を並行して進めるので、週1のペースで通うと自然に教本が進んでいきます。

そして、2年目の現在に使用している教本はこちら:

  • ぴあのぴあの④
  • こどものバイエル 下巻
  • ピアノどりーむレパートリー④
  • 幼児のピアノ入門 こどもはピアニスト1

これらはすべてピアノ教室の先生が、レッスン進度に合わせて選んでくれたもの。

途中で「この本はちょっと難しいかも?」ということもありましたが、先生の工夫で自然にクリアできました。

📌 実際のレッスン内容や進度については、こちらの記事で詳しく紹介しています:
👉 3歳年少のピアノレッスン完全ガイド!1年間の成長記録と娘が実際に使用したおすすめ教本

子どもが無理なく楽しめた!実際に使ったピアノ教本6選

ここからは、娘がピアノを習い始めて1年目(3歳~4歳・年少)に実際にピアノ教室で使用したピアノ教本をご紹介します🎵

① ぴあのくらぶ①②(音楽之友社)

音符が読めない子でも安心なやさしい導入

3歳の娘が最初に取り組んだ教本です。

表紙に動物やかわいい絵が描かれており、「ピアノ=楽しい」と感じられるよう工夫されています。

練習内容も「どれみのうた」「ねこのおさんぽ」など、身近なテーマが多く、小さな子でも入りやすい構成。

大譜表を早くから導入しているのが特徴で、後々の読譜にも役立ちました。

② ドレミランド幼児版ONE(サーベル社)

リズムの導入にぴったり

「リズム感を育てたい」という親心にぴったりの1冊。

手拍子や歌唱の要素が多く、座って弾くばかりでなく体を動かしながら学べるのが特長です。

ぴあのくらぶと並行して使っていたことで、読譜とリズムをバランスよく学べました。

③ ぴあのぴあの①〜④(学研)

読譜・表現・テクニックの3軸が自然に身につく

娘が現在も使っているシリーズで、2年目の今では④まで進んでいます。

「楽譜を読む力」「指を動かすテクニック」「音楽を感じて表現する力」の3つをバランスよく育てる構成。

特に③④あたりからは曲も少しずつ長くなり、成長を実感できます。

同じシリーズの「ワークブック」との併用もおすすめ。

④ 幼児のピアノ入門 こどもはピアニスト1(全音楽譜出版社)

教本らしい“基礎感”と、確実なステップアップ

「いかにも教本」という感じの表紙と内容ですが、内容は丁寧で誠実。

導入としても安心して使える1冊です。

娘は教室で補助的に使いましたが、指の使い方や鍵盤の理解が深まった印象があります。

⑤ ぴあのどりーむレパートリー(学研)

練習の“ごほうび”としての楽しいレパートリー集

日々の練習曲とは別に、レパートリー集があるとモチベーションになりますよね。

この本は「弾きたい!」と思える楽しい曲が多く、曲の完成度も上がります。

発表会やおじいちゃんおばあちゃんへの“披露用”にもおすすめ!

⑥ こどものバイエル上巻(全音楽譜出版社)

王道の導入教本。やっぱりバイエルは外せない

ピアノ教本といえば「バイエル」と言っても過言ではないほど有名な一冊。

最近は「バイエルは古い」「飽きる」といった声もありますが、教本としての完成度はやはり高いと実感しています。

関連記事はこちら▶こどものバイエル上巻を4歳でスタート!クリアするまでの期間&難しかったポイントをレビュー

「こども用」にアレンジされているこの上巻は表紙もカラフルで、音符や説明も子ども向けにやさしくデザインされており、娘も違和感なく取り組めました。

少しずつステップアップしていく構成なので、丁寧に進めることで読譜力やリズム感がしっかり身につくのがポイント。

補助的な教本やリズム遊びの本と一緒に進めると、バイエルの「堅さ」も気にならず、バランスよく学べる印象です。

子ども向け教本の定番&人気の教本もチェック!

幼児ピアノの定番人気教本

娘が通っているピアノ教室では使いませんでしたが、教室によっては以下のような教本が定番で使われています:

  • バーナム ピアノテクニック ミニブック(全音)
     └ 体操みたいな曲で指の動きを育てる定番。
  • ピアノランド ①〜③(音楽之友社)
     └ 歌から入って楽しく弾ける!ピアノが好きになる教本。
  • オルガン・ピアノの本①〜④(音楽之友社)
     └ バイエルをベースにしながら、リズム感・表現も学べる。

「うちの子にはどれが合うんだろう?」

と迷ったときは、口コミだけでなくピアノの先生の意見も聞いてみるのが正解です。

年齢・進度別|教本の選び方のヒント

【3〜4歳向け】

  • 音符を大きく、視覚的に楽しい教本を
  • 指番号や音の位置などの導入がやさしいものを
  • リズム活動や歌唱が多めの本がおすすめ

例:ぴあのくらぶ、ドレミランド

【5〜6歳向け】

  • そろそろ五線譜に慣れてきたら本格的な導入へ
  • 大譜表や右手左手のバランスも考慮

例:ぴあのぴあの、ピアノランド

【小1〜小2向け】

  • 曲の長さや構成も増えるため、やりがいのある本を
  • レパートリー集や発表会向けの曲集も併用がおすすめ

例:バーナム、ピアノどりーむレパートリー

🎵 ピアノ教本の比較表(幼児~小学校低学年向け)

教本名対象年齢難易度楽しさ絵の多さ音符の大きさ特徴・補足
ぴあのくらぶ①②年少〜年中★☆☆★★★★★★★★★★★ステッカーなど遊び要素多めで「楽しい」が第一。
ドレミランド ONE年少〜年中★☆☆★★★★★★★★★★★音符に顔がついていたり、とにかく親しみやすい。
ぴあのぴあの①〜③年中〜年長★★☆★★★★★★★☆★★★☆キャラと一緒に進めて達成感が得られる構成。
こどもはピアニスト1年少〜小1★★☆★★☆★★☆★★★☆少し堅め。音符・リズムの学習が丁寧で基礎力◎。
こどものバイエル上巻年中〜小2★★★★★☆★☆☆★★☆教則本らしさが強く、じっくり進めたい人向け。
ピアノどりーむレパートリー③年少〜小1★★☆★★★★★★☆★★★☆歌詞あり・弾きやすい曲が多くて練習が楽しい。
バーナム ミニブック年中〜小2★★★★★☆★★☆★★☆テクニック練習が中心。「体の動き」を意識できる。
ピアノランド①〜③年少〜小3★★☆★★★★★★★☆★★★☆歌いながら弾ける。耳・リズム感が育つ構成。
オルガン・ピアノの本①〜④年中〜小2★★★★★☆★☆☆★★☆伝統的な教本で、読譜力やリズム力が堅実に伸びる。

⭐マークの目安

  • 難易度:★☆☆=やさしい〜★★★=しっかり学べる
  • 楽しさ・絵の多さ:★☆☆=堅め〜★★★★=遊び要素が豊富
  • 音符の大きさ:★が多いほど大きくて読みやすい

💡補足ポイント

  • 「楽しさ」は、絵の雰囲気・キャラクター・ステッカー・リズム遊びの量などを含めた総合評価。
  • 「音符の大きさ」は、読みやすさ・目へのやさしさを基準にしています。
  • 各教本は併用することで、バランスよく進められる場合が多いです!

まとめ|「楽しく続けられる」ことが一番大事!

ピアノ教本選びは、「どれが正解」というよりも、「どれがその子に合うか」が大事。

我が家の経験をふまえても、「ちょっと難しいかな」と思っても先生の導きで乗り越えたり、逆に「簡単すぎてすぐ終わるかも」と思った本がとても効果的だったり…。

だからこそ、子どもの様子を見ながら柔軟に教本を使い分けることが鍵だと感じます。

これからピアノを始めるお子さんにとって、楽しいスタートになりますように🎵

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