【幼児のピアノ練習イヤイヤ期】毎日練習してくれない!練習を嫌がる子どもへの親の声かけ&工夫

こんにちは🎵

このブログ「ゆるピアノはじめました♬」では、趣味でピアノを楽しむ私と、ピアノ教室歴1年と少しの4歳娘との日常、そして音楽の楽しさを子育ての目線でお届けしています。

  • 「ピアノの練習、やりなさいって言ってもやらない…」
  • 「毎回イヤイヤで親のほうが疲れちゃう」

そんなお悩みをお持ちの方、きっと多いのではないでしょうか。

私自身も、4歳の娘がピアノを習って1年ちょっと。

ようやく「毎日ピアノに向かう習慣」が少しずつ根づいてきたところです。

でも、未だに「1日1回弾いてくれればラッキー」な日も多く、「もう一回聴きたいな〜」と声をかけても「いや!」の一言で終わってしまうことも…(涙)

この記事では、そんな“ピアノ練習イヤイヤ期”真っ最中のお子さんを持つ親御さんに向けて、少しでも気持ちがラクになったり、明日からの声かけが変わるようなヒントをお届けします。

ピアノが好きになる土台づくりは、焦らず、ゆるっと、楽しくが大切。

親も子もニコニコで続けられるように、一緒に考えていきましょう🎵

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幼児のピアノ練習、みんな最初は「いや!」から始まる

「うちの子だけ?」と思わなくて大丈夫

「どうしてうちの子はピアノの練習を嫌がるんだろう…」

そう悩むこと、ありませんか?

私もあります。

実は、ピアノを習っている幼児の多くが、練習に対してイヤイヤ期を経験しています。

幼児期は、感情のコントロールがまだ難しい時期。

  • 「今は絵本を読みたい」
  • 「おやつを食べたい」
  • 「テレビが見たい」

など、自分の気持ちが最優先

そのタイミングで「さあ、ピアノ練習しよう!」と言われたら、「いや!」と返ってくるのは、むしろ自然なことなんです。

我が家の4歳娘も「練習いや!」の日々

わが家の娘も、年少の春からピアノを始めて1年と少し。

最初の頃は物珍しさもあってか楽しんで練習する日が多かったんですが、少しずつ課題が出てくるようになったタイミングで「ピアノの練習したくない」が増えてきました。

最近はようやく毎日鍵盤に向かうことはできるようになったものの、それでも1日に1回が限界。

「もう一回弾いてくれる?」とお願いしても、「やだ!」のひとことで終了(笑)。

親としては、つい「もう少し頑張って!」と言いたくなるのですが、ぐっとこらえて距離感を大切にしています。

そんな娘のリアルな練習スケジュールはこちら▶【4歳のピアノ練習】嫌がらずに続ける5つの工夫|我が家の1週間の練習スケジュールも公開

幼児がピアノ練習を嫌がる理由とは?

①弾きたい曲じゃない

幼児にとって、「知ってる・好きな曲」ってとても大切。

バイエルや童謡の練習曲よりも、「すみっコぐらし」や「アンパンマン」の曲のほうがワクワクしますよね。

大人が思う「教材の順番」よりも、子どもが「楽しめるかどうか」がカギ。

ピアノ教室によっては、先生にお願いすれば、好きな曲を取り入れてくれることもありますよ。

我が家は娘用にピアノ教室の教本とは別に、子供向けの曲がたくさん載っている曲集を購入しました。

保育士さんに向けた曲集ではありますが、指番号も音名カナも書いてある初級アレンジのため、「子どものバイエル」を練習中の娘でも十分取り組めます。

ちなみに最近娘は「ちいかわ」の「ひとりごつ」という曲ばかり練習しており、ピアノに対するモチベーションはアップしたものの、教本は進みません…(笑)

②できない=つまらない

何回やっても間違えちゃう、思ったように弾けない…。

そんな時、幼児は「もうやりたくない」となりがちです。

まだ成功体験が少ない幼児期は、「できた!」「先生にほめられた!」の経験が、次のモチベーションになります。

簡単なところを褒めて、達成感をたくさん味わわせてあげたいですね。

③集中力が続かない

年少〜年中くらいまでは、集中力が5〜10分続けばいいほうです。

ピアノの練習も、最初は1曲・1フレーズで十分

「たくさん練習しなくちゃ」よりも、「今日も1音でも触れたね」でOKにすると、お互いストレスが減ります。

幼児がピアノ練習をいやがるとき、親ができる5つの工夫

①練習時間をルーティンにする

例えば、「おやつを食べたあと」「夕ご飯の前」など、1日の中で“ピアノタイム”を決めてしまうと、習慣になりやすくなります。

「次なにやるか」が決まっていると、子どもも見通しが持ちやすいです。

関連記事▶ピアノが続く子の特徴・性格とは?楽しく長く続けるための練習習慣

②親が一緒にピアノを楽しむ

私自身、娘がピアノを始めたのをきっかけに、自分も趣味でピアノを再開しました。

子どもの前で弾いていると、「ママもピアノしてる!私もやる!」とやる気スイッチが入ることも。

練習してほしい気持ちが強すぎると、つい「やらせる」になってしまいがちですが、親が楽しむ姿を見せることは、とても大きな影響力があります。

関連記事▶ピアノ練習中の親子バトルを防ぐ方法!楽しく続けるためのコツとは?

③選択肢を与える声かけ

「ピアノやりなさい!」よりも、「今ピアノ弾く?それとも10分後にする?」 と聞くことで、子どもが“自分で決めた”感覚を持てます。

同じことでも、命令ではなく選択肢にすることで、グッとスムーズに進むことも多いですよ。

④録音や動画で“見える化”

スマホで動画を撮って、「この前よりすごく上手になってるね!」と見せるのも効果的。

自分の成長を客観的に見れると、「がんばってるんだ」と実感しやすくなります。

⑤ごほうびは「モノ」より「言葉」

つい「練習したらシールね」などの“ごほうび作戦”に頼りたくなりますが、習慣化したいなら「うれしい気持ち」にフォーカスするのが◎。

  • 「ママ、今日のピアノ聴けてすごくうれしかったな」
  • 「さっきのドの音、とってもきれいだったよ」

そんな言葉が、子どもの心にはしっかり届いていると思います。

とはいえ、練習習慣を付ける導入期に、ご褒美作戦は効果抜群。

我が家もちいかわのシールで娘を釣っているので、シールが好きなお子様にぜひ試してみてください。

「ピアノが好き」な気持ちを育てていこう

  • 「練習しなくて全然弾けなくて、ピアノが嫌いになったらどうしよう」
  • 「せっかく習わせてるのに、意味ないのかな…」

そんなふうに悩む日も、きっとあると思います。

でも、ピアノは一生の宝物。

ゆるっと続けるだけでも、いつか「あの頃ピアノ習っててよかったな」と思える日がくると信じています。

我が家もうまくいかない日も多々ありますが、子どもが「ピアノ好き!」と思える気持ちを大切にしながら、これからも続けていきたいです。

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