賃貸マンション・アパートの規約「楽器不可」でも電子ピアノは弾ける?注意点と解決策まとめ

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「賃貸マンションやアパートで楽器不可と書かれているけれど、電子ピアノなら大丈夫かな?」

と不安に感じていませんか?

ヘッドホンをつければ静かに弾けるはず…と思いつつも、

  • 「契約違反になったらどうしよう」
  • 「隣や下の階に響いて苦情がきたら困る」

と心配になりますよね。

私自身も電子ピアノを購入する前は同じように悩みました。

この記事では、楽器不可の賃貸物件で電子ピアノを楽しむために気をつけたいポイントを、実体験を交えて分かりやすくお伝えしていきます。

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「楽器不可」の賃貸マンション・アパートで電子ピアノは大丈夫?

「楽器不可」の意味とは?

賃貸物件の契約書に「楽器不可」と書かれている場合、多くは「ピアノやギターなどの音が大きい楽器を禁止する」という意味で使われています。

つまり、近隣への騒音トラブルを防ぐことが目的です。

電子ピアノのようにヘッドホンを使える楽器は、契約上グレーゾーンになりやすいのが現状です。

電子ピアノは完全に無音ではない

「電子ピアノはヘッドホンをつければ静かだから、問題ないのでは?」

と思うかもしれません。

確かにスピーカーからの音は出ませんが、実際には以下のような音や振動が出ます。

  • 鍵盤を押すときの「カタカタ」という打鍵音
  • ペダルを踏むときの「ギシッ」という振動
  • 夜間の静かな時間帯に響く操作音

これらは想像以上に下の階や隣に響くことがあり、クレームの原因になる可能性もあります。

賃貸アパート・マンションで電子ピアノを弾くときの防音の工夫

防音マットやカーペットを活用

電子ピアノの下に防音マットを敷いたり、厚手のカーペットを敷くことで、打鍵音やペダル音を軽減できます。

私も引っ越した際に導入しましたが、床への響きがだいぶ和らぎました。

▼人気の防音マットは約5,000円程度で販売されています。

弾く時間帯を工夫する

朝早くや夜遅くは避けて、昼間〜夕方の時間帯に練習するのがおすすめです。

とくにマンションでは「音が響きやすい時間」があり、生活音の少ない夜はわずかな打鍵音も気になるものです。

管理会社や大家さんに確認しておく

一番安心できるのは「電子ピアノなら大丈夫ですか?」と事前に確認することです。

大家さんの中には「ヘッドホンを使うならOK」と柔軟に対応してくれる方もいます。

賃貸で使う前提なら「電子ピアノ選び」も重要!

賃貸マンションやアパートで安心して弾くためには、防音対策だけでなく「どんな電子ピアノを選ぶか」も大切です。

静音性に優れたモデルを選べば、そもそもの生活トラブルを防ぐことにつながります。

鍵盤の静音性をチェック

電子ピアノの鍵盤には種類があり、モデルによって打鍵音の大きさが異なります。

ハンマーアクション付きの本格的な鍵盤はリアルな弾き心地ですが、その分「コトコト」とした打鍵音が出やすいです。

できれば実店舗で試し弾きをして、「鍵盤を押したときの音が静かかどうか」を確認するのがおすすめです。

ペダルの静かさも意外と重要

忘れがちなのがペダルの踏み込み音。

特にダンパーペダルは踏むと「ギシッ」と響きやすく、下の階に伝わりやすい部分です。

軽量タイプや静音仕様のペダルを選ぶと安心です。

サイズと重量も考慮

大型の電子ピアノは床への振動が伝わりやすく、設置の際にも騒音リスクがあります。

コンパクトで軽量なモデルを選ぶと、賃貸住宅との相性が良く、引っ越し時の持ち運びもスムーズです。

関連記事▶【2025年版】帰省にも!持ち運びできる電子ピアノ・キーボード厳選4モデル比較&レビュー

電子ピアノが不安なときの代替アイデア

「やっぱり電子ピアノでも不安…」という方に向けて、練習の選択肢は電子ピアノ以外にもあります。

短期間や子どもの練習用であれば、これらを取り入れるのもひとつの方法です。

キーボードで手軽に練習

軽量のキーボードなら鍵盤タッチは軽く、打鍵音も小さいため、集合住宅でも扱いやすいです。

持ち運びができるので、帰省や旅行時に持って行けるのもメリットです。

関連記事▶ピアノ習い始めはキーボードでも大丈夫?メリット・デメリットとおすすめの買い替え時期

練習パッドでリズムや指の動きを鍛える

実際に音は出ませんが、指の独立やリズム練習用に「ピアノ練習パッド」や「ロールピアノ」というアイテムがあります。

机の上に置いて気軽に練習できるので、音を出せない夜間や移動先でも便利です。

音楽アプリを活用

最近ではタブレットやスマホでピアノ練習ができるアプリも豊富です。

ヘッドホンをつけてイヤホンキーボード風に使えるものもあり、まずは「音楽に触れる習慣」をつくる段階としておすすめです。

よくある質問(FAQ)

Q1. 「楽器不可」の物件で電子ピアノを弾いたら契約違反になりますか?

A. 契約内容によります。

「電子ピアノも不可」と明記されていなければグレーですが、近隣から苦情が出るとトラブルに発展する可能性があります。

事前確認がおすすめです。

Q2. 規約違反をした場合、退去になりますか?

A. すぐに退去を命じられるケースはまれですが、近隣からの苦情が続いた場合や、大家さん・管理会社に「規約違反」と判断されると契約解除につながる可能性もあります。

まずは注意や改善の要請から入ることが多いため、トラブルを避けるためにも早めの防音対策や相談をおすすめします。

Q3. サイレント機能付きのアップライトピアノなら大丈夫?

A. サイレント機能を使っても打鍵音やペダル音は出るため、電子ピアノと同様に注意が必要です。

集合住宅では完全な防音は難しいので、防音マットなどで対策しましょう。

Q4. 練習するなら何時までが安心?

A. 一般的には20時ごろまでが無難です。

夜間はわずかな音でも響きやすいため、遅い時間は避ける方が安心です。

まとめ

賃貸マンションやアパートで「楽器不可」と書かれている場合、電子ピアノはグレーゾーンになります。

ヘッドホンを使えば静かに演奏できますが、打鍵音やペダル音はゼロにはできません。

だからこそ、防音対策や時間帯の工夫がとても大切です。

実際に私も試行錯誤しながら続けていますが、「音楽のある暮らし」をあきらめる必要はないと感じています。

大切なのは、ご近所さんへの思いやりと、楽しむ気持ちです。

「楽器不可」賃貸で電子ピアノを楽しむためのチェックリスト

  • 契約書の内容を確認する
  • 管理会社・大家さんに相談する
  • 防音マットやカーペットを設置する
  • 練習時間を日中にする
  • ご近所さんへの配慮を忘れない

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