3歳からピアノを始める家庭が増えていますが、練習を習慣化するのは簡単ではありません。
「すぐ練習に飽きてしまう」
「子どもがピアノに向かいたがらない」
といった悩みを抱える親御さんも多いのではないでしょうか?
この記事では、3歳の子どもが楽しくピアノ練習を続けるためのコツや、おすすめの練習方法を紹介します。
目次
3歳のピアノ練習のポイント

無理なく短時間で練習する
3歳の子どもは集中力が短いため、1回の練習時間は5~10分程度が理想的です。
「毎日30分練習しよう!」と決めるより、短時間で楽しく終えることを意識しましょう。
ピアノ練習に遊びの要素を取り入れる
ピアノの鍵盤を「黒と白の階段」に見立てたり、好きなキャラクターのシールを貼るなど。
ぜひ遊びの要素を取り入れてみてください。
3歳の子どもにとって遊び感覚でピアノに親しめる工夫をすると、より楽しんで取り組みやすくなります。
「できた!」を増やして自信をつける
「今日はドの音を探せたね!」
「右手で1音弾けたね!」
と、小さな成功体験を積み重ねることで、ピアノが好きになります。
できないことを怒るのではなく、できたことを褒めてあげてください。
関連記事はこちら▶3歳の子どもがピアノ練習を嫌がる?楽しく続ける5つの工夫
3歳におすすめのピアノ練習方法

ピアノの音探しゲーム
親が「ドの音はどこかな?」「レの音はどこかな?」と問いかけ、子どもが鍵盤を探すゲームです。
3歳の子どもにとって音の位置を覚えるのは難しいようで、うちの娘もドの位置を覚えるまでにピアノ教室に通ってから1~2か月かかりました。
ぜひゲーム感覚で取り組んでみてください。
指番号を覚える
ピアノでは指番号(1~5)が重要になります。
「右手の1の指でドを弾いてみよう!」と声かけしながら、少しずつ慣れさせていきましょう。
片手で簡単な曲を弾く
まずは右手だけで「ド・レ・ミ」を弾く練習から始めましょう。
ある程度弾けるようになったら、「ちょうちょ」や「きらきら星」のような子どもが知っているシンプルな曲にチャレンジしてみてください。
関連記事はこちら▶子供にピアノを親が教えることは可能?ピアノ教室に通わないメリット・デメリット
3歳の子どもがピアノを嫌がるときの対処法

3歳の子どもが「ピアノ弾きたくない!」と言い出したとき、無理に練習させるのは逆効果です。
ピアノは長く続けることで上手になるもの。
親が怒るなどしてピアノが嫌いになっては、レッスンにすら行きたくなくなる可能性もあります。
決して怒ったり叱ったりせず、子どもが「ピアノ楽しい!」と思えるように上手に誘導しましょう。
親子で一緒に楽しむ
3歳の子どもが「ピアノ楽しい!」と思うには、まずは親が楽しむことが1番です。
たとえピアノ経験がなくても大丈夫です。
一緒に音を出して遊んだりすると、子どもも興味を持ちやすくなります。
関連記事はこちら▶親子で楽しむピアノ練習!効果的な練習法と練習時間の管理術
ピアノ練習のルールを決めすぎない
「毎日絶対に10分弾く!」
と決めると、親子ともにプレッシャーになりやすいです。
プレッシャーがイライラに変わり、気づくといつも練習しない子どもを責めている。
子どもは怒られるのが嫌でピアノを楽しめない。
そんな悪循環はやめましょう。
「今日は1音でも弾けたらOK」
「練習できない日があっても大丈夫」
くらいの気持ちで取り組みましょう。
子どもの成長に合わせて柔軟に対応
3歳の子どもはその日の気分によって、集中できる日とそうでない日があります。
そんなときは、ピアノ以外の音楽遊び(リズム遊びや手遊び歌など)を取り入れるのもおすすめです。
今日はピアノ弾かない!そんな日があっても大丈夫!
何をしてもお子様の気分がピアノに向かない!
そんな日は、無理にピアノを弾かせる必要はありません。
大人だって毎日同じことをコツコツ積み重ねるのは難しいもの。
「明日は弾こうね」と約束して、お休みする日があっても大丈夫です。
まとめ

3歳のピアノ練習では、「楽しい!」と感じることが何より大切です。
- 短時間で無理なく取り組む
- 遊び感覚を取り入れる
- 小さな成功体験を増やす
このような工夫をしながら、親子でピアノを楽しんでみてください♪