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このブログ「ゆるピアノはじめました♬」では、趣味としてピアノを楽しんでいる私とピアノ教室歴1年と少しの娘の日常、そして音楽の楽しさを子育て目線でお届けしています。
ピアノを練習していると「やっと仕上げたのに、しばらく弾かないとすぐに忘れてしまう…」という経験はありませんか?
せっかく暗譜もできて「この曲は自分の十八番にしたい!」と思ったのに、気づけば指が動かなくなっている。
そんな悩みは大人も子どもも共通です。
この記事では、仕上げたピアノ曲を忘れてしまう原因と、レパートリーとして定着させるための練習法について解説します。
私自身の体験談も交えてご紹介するので、同じ悩みを持つ方の参考になれば嬉しいです。
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目次
仕上げたピアノ曲を忘れてしまうのはなぜ?

「暗譜まで完璧に仕上げたはずなのに、時間が経つと弾けなくなる」にはいくつか理由があります。
① 記憶の定着度が浅い
ピアノは「指の動き」「音の並び」「和音の響き」などを複合的に覚える必要があります。
短期間で集中して仕上げると、その時は弾けても、脳の長期記憶に定着していないことが多いのです。
② 難易度と記憶のしやすさの差
単純なメロディーの曲は覚えやすく、長く弾ける傾向があります。
一方、リズムが複雑で跳躍や和音の多い曲は、細部の記憶が薄れやすく、指が動かなくなりやすいのです。
③ 弾かなくなると「指の記憶」が消える
ピアノは頭で覚えるだけでなく、筋肉の感覚=「指の記憶」が大きな役割を担っています。
弾かない期間が長いと、この感覚がリセットされ、指が迷ってしまいます。
私の体験談:仕上げた曲が1か月後には弾けなくなっていた

ここで、私自身の体験談を紹介します。
大人になってから、私は1か月以上かけてコツコツとカービィの曲「ただいまカービィ」を練習しました。
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暗譜も完璧に仕上げて「これで十八番の1曲になる!」と思っていました。
ところが、そのさらに1か月後に弾こうとすると、全然弾けなくなっていたのです。
一方で、子どもの頃の発表会で弾いた「エリーゼのために」は、何年も弾いていなかったのに今でも通して弾けます。
もちろん難易度の違いはあります。
「エリーゼのために」は単音が多くメロディも覚えやすい。
一方「ただいまカービィ」はジャズっぽいリズムや複雑な和音、跳躍が多く、難易度が高い。
でも、せっかく時間をかけて仕上げた曲が、わずか1か月で弾けなくなってしまったのは正直ショックでした。
この体験を通して「十八番として定着させるには、仕上げたあとも工夫が必要なんだ」と実感しました。
練習したピアノ曲を十八番として定着させるための練習のコツ

① 「復習の習慣」を作る
仕上げた曲を完全に放置すると、どうしても忘れてしまいます。
そこでおすすめなのが「1日5分でいいから復習する習慣」です。
練習の最初に通して弾いたり、難しい部分だけ復習するだけでも、記憶が保たれやすくなります。
② 「弾きたい曲ノート」を作る
自分のレパートリーをリスト化して、「今日はこの曲」「来週はこの曲」とローテーションで弾く方法も効果的です。
何曲かを回すことで、忘れかけた曲を思い出しやすくなります。
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③ 部分練習を繰り返す
最初から最後まで通すだけだと、記憶が曖昧な箇所が出てきます。
忘れやすい部分を抜き出して部分練習をしておくと、定着度がぐっと上がります。
④ 「頭でも楽譜を覚える」
指の感覚だけに頼らず、「この和音の次はどこに進むのか」「このフレーズはどの調なのか」を楽譜や理論で理解しておくと、時間が経っても思い出しやすいです。
⑤ 定期的に録音・録画する
仕上げたときに録音や録画をしておくと、忘れてしまったときの復習に役立ちます。
自分の演奏を聴き直すことで「あ、ここはこう弾いていたな」と思い出すきっかけになります。
まとめ

ピアノの曲は、仕上げても放置すれば忘れてしまいます。
でも「仕上げたあとも少しずつ弾き続ける」「ローテーションで復習する」などの工夫をすれば、レパートリーとして定着させることが可能です。
私自身、カービィの曲を忘れてしまった経験はショックでしたが、今は「復習ノート」を作り、短時間でもローテーションで弾くようにしています。
そのおかげで「エリーゼのために」以外にも少しずつ十八番曲が増えてきました。
ピアノを続ける上で「ずっと弾ける曲」があるのは大きな励みになります。
ぜひ、あなたもお気に入りの曲を十八番に育ててみてくださいね🎵
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