ピアノ教室通いと独学、どっちが楽しい?大人の趣味ピアノを楽しむための本音レビュー

こんにちは🎵

このブログ「ゆるピアノはじめました♬」では、趣味としてピアノを楽しむ私と、ピアノ教室に通い始めて1年半になる娘の日常、そして音楽のある暮らしの楽しさを、子育て目線でお届けしています。

大人になってピアノを再開しようとするとき、一番悩むのが「ピアノ教室に通うか」「独学で弾くか」ではないでしょうか。

せっかく始めるなら、長く楽しく続けたい。

けれど、教室に通うと月謝もかかるし、レッスン課題に追われて疲れてしまうかもしれない…。

一方で、独学なら自分のペースで好きな曲が弾けるけれど、途中でつまずいたらモチベーションが下がりそう。

私もまさにその悩みを抱えながら、最初の1年半は独学でピアノを楽しみ、その後ピアノ教室に通い始めた経験があります。

この記事ではその体験も交えながら、「ピアノ教室と独学、どっちが楽しい?」というテーマを、リアルな視点でお話しします。

ピアノ教室に通うか、独学で始めるか。迷うのは“楽しく続けたい”から

私の体験談:独学から始めて、ピアノ教室に通うようになるまで

私は子どものころ、3年間ピアノ教室に通っていました。

教本はバイエル修了程度、発表会では「エリーゼのために」を弾いたくらいのレベルです。

その後しばらくピアノから離れていましたが、娘が年少の春にピアノ教室へ通い始めたことをきっかけに、再びピアノ熱が復活。

家での練習用に電子ピアノを購入し、私も「せっかくだし何か弾いてみようかな」と思い立ち、好きな曲の楽譜を買って独学で練習を始めました。

買った楽譜は「カービィ」や「マリオ」のゲームBGM。

「ピアノで楽しむ 星のカービィ ~ゲーム音楽セレクション~」楽譜レビュー

「ピアノソロ スーパーマリオシリーズ/スーパーベスト plus」楽譜レビュー!初級&中上級を徹底比較!どっちを買う?

その他にも、弾きたかったポップス曲(例えば『千本桜』や『めざせポケモンマスター』など)を、YouTube動画を見ながらコツコツ練習。

1日30分ほどの練習でも少しずつ上達して、1年ほどすると中級レベルの曲なら2週間程度の練習で弾けるようになりました。

独学でも十分楽しかったのですが、次第に「クラシックも弾けるようになりたい」「グランドピアノで音を出してみたい」と思うようになり、ついに娘と同じピアノ教室へ入会。

実際に通ってみると、独学との違いや、それぞれの“楽しさの方向性”がはっきり見えてきました。

大人がピアノ教室に通う場合の楽しさとデメリット

ピアノ教室の楽しさ①:先生に褒めてもらえる・成長を実感できる

ピアノ教室の一番の魅力は、人に見てもらえる楽しさです。

上手く弾けたときに先生に「すごく良くなりましたね!」と言ってもらえると、やる気が一気に上がります。

また、自分では気づかないミスや癖をその場で直してもらえるので、上達スピードが独学より早いのも大きな魅力。

動画やアプリでは得られない「生の指導」が、モチベーションを支えてくれます。

ピアノ教室の楽しさ②:発表会やイベントがモチベーションになる

発表会やミニコンサートなど、人前で演奏する機会があるのも楽しいポイント。

少し緊張しますが、「次の発表会でこの曲を弾こう!」という目標ができることで、練習が習慣になります。

ピアノ教室のデメリット:課題曲が退屈に感じることも

一方で、ピアノ教室では基本的に先生が決めた教材を進めていきます。

クラシックやハノンなど、地味な練習曲も多く、自由に好きな曲ばかり弾きたい人には少し退屈に感じるかもしれません。

私も最初は「ハノンなんて弾きたくないなぁ…」と思いましたが、後から「これがあったから指が軽くなったんだ!」と感じるようになりました。

最初はつまらなくても、“基礎の大切さ”に気づけるのが教室の強みです。

大人が独学でピアノを練習する場合の楽しさとデメリット

独学の楽しさ①:好きな曲を、好きなタイミングで弾ける

独学最大の魅力は「自由」。

好きなアーティストの曲を、気ままに練習できます。

SNSやYouTubeで気になる楽譜を見つけて挑戦するのも楽しいですよね。

私も、夜に子どもが寝静まった後、静かに電子ピアノを弾く時間が至福でした。

自分だけのリラックスタイムとしてピアノを弾けるのは、独学ならではの幸せです。

独学の楽しさ②:マイペースに続けられる

レッスン日や宿題に縛られず、「今日は5分だけ」「今週は休もう」と柔軟に続けられるのも魅力。

忙しい主婦や社会人でも、ストレスなくピアノを習慣化できます。

独学のデメリット:自己流になりやすく、成長が停滞しやすい

独学の一番の落とし穴は、正しいフォームや指使いが身につかないこと

自己流で弾いていると、後から直すのが大変になります。

また、間違いに気づけず「なぜか弾けない」「全然上達しない」と感じて、モチベーションが下がることも。

関連記事▶ピアノが弾けないイライラを軽くする考え方|できない自分がイヤになる前に。

私は1年半独学でやっていて、「このフレーズだけどうしても弾けない…」と詰まったときに、昔の先生の存在が恋しくなりました。

【比較】ピアノ教室と独学、どっちが楽しい?

比較項目ピアノ教室独学
楽しさの方向性人との関わり・上達の実感自由・マイペース
費用月5,000〜10,000円程度楽譜代・アプリ代のみ
モチベーション維持先生・発表会が支えになる好きな曲で気分転換できる
挫折しやすさ少なめ(サポートあり)自己管理が必要
成長スピード速いやや遅め(停滞しやすい)

どちらが「楽しいか」は、どんな楽しさを求めるかによって変わります。

上達や達成感を楽しみたい人 → ピアノ教室がおすすめ
自由に弾く時間そのものを楽しみたい人 → 独学がおすすめ

私の場合は、最初は独学の“自由さ”が心地よかったですが、今はピアノ教室の“上達の喜び”が楽しいと感じています。

よくある質問(FAQ)

Q1:ピアノ教室はどんな人に向いていますか?

・計画的に上達したい人
・人に見てもらうとやる気が出るタイプ
・クラシックや基礎をしっかり身につけたい人

こういった方は、教室で習う方が楽しく続けられます。

Q2:独学で上達するにはどうすればいい?

独学でも、良い教材を選べば上達可能です。

関連記事▶ピアノ教本の正しい順番とは?大人の独学におすすめの練習ルート

無料で楽しみたい方のおすすめは、YouTubeで解説付きの練習動画を見ること。

また、アプリでメトロノーム練習や録音をして「自分の演奏を客観的に聴く」ことも効果的です。

Q3:途中から独学→ピアノ教室に切り替えるのはアリ?

もちろんOKです!

実際、私も1年半独学で弾いた後に教室へ入りましたが、基礎を学び直す良い機会になりました。

どちらか一方を選ぶのではなく、ライフスタイルに合わせて組み合わせるのが理想です。

Q4:大人の初心者は独学では難しいですか?

結論から言うと、まったくの初心者でも独学は可能です。

ただし、「楽しく続けたい」のか「しっかり上達したい」のかによって、向き・不向きが変わります。

独学でも、最近はYouTubeやアプリで丁寧に解説してくれる教材がたくさんあります。

最初のうちは、片手ずつゆっくり練習したり、簡単アレンジの楽譜を使えば、1〜2か月で両手で1曲弾けるようになる人も多いです。

ただし、大人の初心者が独学でつまずきやすいのは以下のポイントです。

・手や指のフォームが自己流になる
・楽譜の読み方がわからず、音取りに時間がかかる
・リズム感が取りにくく、テンポが安定しない

このあたりを補うために、最初の数回だけ教室で基礎を習い、その後は独学で練習するという方法もおすすめです。

「完璧に弾く」ことよりも、「ピアノに触れる時間を楽しむ」ことを意識すれば、独学でも十分に楽しめますよ🎵

まとめ:どちらも“楽しい”ピアノの形。自分に合った楽しみ方を見つけよう

ピアノ教室と独学、それぞれに違う楽しさがあります。

「正解」は人それぞれ。

どちらを選んでも、ピアノが“好き”という気持ちを大切にすることが、いちばん長く続けるコツだと思います。

私は独学から始めて、教室に通うようになったことで、ピアノの世界がぐっと広がりました。

だからこそ、迷っている方にはどちらの楽しさも経験してみてほしいです🎵

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