ピアノを習っていると「バイエル修了程度」という言葉をよく耳にします。
ちなみに筆者は小学生の時にバイエル終了のタイミングでピアノを辞め、大人になってから再開しました。
まさに「バイエル修了程度」のレベルです♪
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バイエルを終えたらどのくらいのレベルなのか、次にどんな教材に進むべきか気になる方も多いでしょう。
この記事では、バイエル修了程度のレベル感や弾ける曲の目安、次におすすめの教材について詳しく解説します。
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目次
バイエルとは?基礎練習の定番教本
バイエル(正式名称:フェルディナント・バイエルのピアノ教則本)は、ピアノ初心者向けの教材として長年使われてきた教本です。
全106曲で構成されており、簡単なメロディーから始まり、徐々に音域やリズムの難易度が上がっていきます。
多くのピアノ教室では初級者向けの基礎教材としてバイエルを使用し、終了すると次の段階へ進む指標とされることが多いです。
バイエル修了(終了)程度のレベルとは?

バイエルを全曲修了すると、おおよそ以下のようなレベルになります。
- 両手で簡単な伴奏付きの曲を弾ける
- 指の独立性がある程度ついている
- 簡単なリズムや和音が理解できる
- 楽譜を見ながら両手で演奏できる
バイエルの後半ではハ長調以外の調(ト長調・ヘ長調など)も登場し、指使いのバリエーションが増えていきます。
そのため、バイエル修了時点で「基礎的なピアノ演奏ができる」状態といえるでしょう。
バイエル修了程度で弾ける曲の目安

バイエルを終えた人が弾ける曲の目安として、以下のような楽曲があります。
- 「エリーゼのために」
- 「きらきら星変奏曲」(初級編)
- 「ジングルベル」や「ハッピーバースデー」などの童謡
- 簡単なクラシック小品(ブルグミュラー「アラベスク」など)
ただし、バイエル修了後にすぐに難易度の高い曲が弾けるわけではなく、継続して練習を重ねることが大切です。
ちなみに私はバイエル修了とともにピアノ教室を辞めたのですが、最後の発表会(ピアノ教室3年目)で弾いた曲が「エリーゼのために」でした♪
バイエル修了後におすすめの教材
バイエルを修了したら、次のステップとして以下の教材に進むのが一般的です。
ブルグミュラー25の練習曲
ブルグミュラーは、バイエルを終えた後の定番教材です。
表現力をつける練習にもなり、ピアノをより音楽的に演奏する力を養えます。
ツェルニー100番練習曲
ツェルニーは、指のテクニックを強化するための練習曲集です。
手の動きのトレーニングとして取り入れると良いでしょう。
ソナチネアルバム
クラシックのソナチネを集めた教材です。
バイエルを終え、ブルグミュラーやツェルニーを進めた後に取り組むのがおすすめです。
まとめ

バイエル終了程度のレベルは、ピアノの基礎が身についた初級者の段階です。
弾ける曲の目安としては、簡単な童謡やクラシックの小品が挙げられます。
バイエル修了後は、ブルグミュラーやツェルニーなどの教材に進み、より高度な演奏技術を習得していくと良いでしょう。
バイエルを修了したら、次のステップへ進む準備が整った証拠。
焦らず、楽しみながらピアノの練習を続けていきましょう。