子どもの習い事として人気のピアノ。
せっかく通わせるなら、長く楽しく続けられる教室を選びたいですよね。
でもピアノ教室は、個人・大手、先生の指導方針、レッスンのスタイルなどさまざま。
どこを選べばいいのか迷ってしまう親御さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、子どものピアノ教室選びで後悔しないために、親が事前に確認すべきポイントを6つ紹介します。
目次
ピアノ教室の先生との相性をチェック

先生との相性は最重要!
ピアノを楽しく続けるために、先生との相性はとても大切です。
正直、月謝が多少高くなっても相性の良い先生を選ぶ方が重要だと思います。
娘は3歳から1つのピアノ教室でずっと見ていただいていますが、レッスン後に「ピアノ教室どうだった?」と聞くと毎回「楽しかったー!」というので、レッスンの行き渋りもなく親としては助かっています。
特に小さなお子様の場合は「ピアノ楽しい!」と思えるかどうかがとても大事で、それは本人のピアノが好きな気持ちが関わってくるのはもちろんですが、先生が好きかどうかが占める割合ってとても大きいので、ぜひ先生選びは妥協せずにしっかり選んでください。
先生選びのチェックポイント
- 優しく指導してくれるか(子どもが怖がらないか)
- 指導経験が豊富か(初心者の子どもに適した教え方ができるか)
- レッスンの雰囲気が合うか(厳しすぎず、楽しく学べるか)
などチェックしてみてください。
体験レッスンを受けて、先生の指導スタイルを実際に見てみるのがオススメです。
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ちなみに、個人ピアノ教室はピアノの先生が1人で運営している場所が多く、先生が合わないと教室を変更する必要があります。
一方の大手ピアノ教室は先生が複数人在籍しているので、同じ教室内で先生を変更してもらうことが可能だったりします。
ピアノ教室の種類(個人・大手)を比較

先ほど少し触れましたが、ピアノ教室には大きく分けて「個人教室」と「大手音楽教室」があります。
個人教室の特徴
- 先生との距離が近く、アットホームな雰囲気
- レッスン内容が柔軟に対応してもらいやすい
- 発表会の有無や回数は教室ごとに異なる
大手音楽教室の特徴
- カリキュラムが整っていて、基礎からしっかり学べる
- グループレッスンと個人レッスンを選べる
- 発表会やイベントが充実
どちらが合っているか、子どもの性格や目的に応じて選びましょう。
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子どものピアノ教室は個人と大手のどちらがおすすめ?両方体験して個人教室に決めた理由
ピアノ教室のレッスンのスタイル

ピアノ教室には、個人レッスンとグループレッスンがあります。
- 個人レッスン:一人ひとりに合ったペースで学べる
- グループレッスン:友達と一緒に学べる楽しさがある
個人レッスンの特徴
個人レッスンは、子ども一人ひとりに寄り添った指導が受けられる反面、先生との相性や費用面に注意が必要です。
お子さんの性格や目的に合わせて検討しましょう。
個人レッスンのメリット
- 子どもに合わせたペースで進められる(集団レッスンではついていけない子でもじっくり学べる。逆にやる気がある場合はレッスンをどんどん進めることも可能)
- 先生との信頼関係が築きやすい(先生が子どもの得意・不得意を理解してくれるので的確な指導が受けられる)
- 柔軟なレッスン内容(レッスンに好きな曲を取り入れたり、発表会の曲を相談しながら決められる)
個人レッスンのデメリット
- レッスン料が高めになりやすい(大手教室のグループレッスンと比べると月謝が高くなる傾向)
- 他の生徒との交流が少ない(刺激を受ける機会が減り、競争意識が育ちにくい)
- 先生との相性が合わない場合のリスクがある(先生が1人のため、合わないと続けるのが難しくなる)
グループレッスンの特徴
グループレッスンは、楽しく学べる環境が魅力ですが、個々の進度に合わせるのが難しい面もあります。
お子さんの性格に合わせて選びましょう。
グループレッスンのメリット
- 仲間と一緒に楽しく学べる(他の子と一緒に学ぶことで、刺激を受けながら成長できる)
- 競争意識が芽生え、モチベーションが上がる(他の子の演奏を聞くことで「自分も頑張ろう」と思える)
- 費用が比較的安い(個人レッスンよりも月謝が安く続けやすい)
グループレッスンのデメリット
- 一人ひとりに合ったペースで進めにくい(進度が決まっているため、早すぎたり遅すぎたりすることがある)
- 細かい指導を受けにくい(先生が全員を見るため、個別のアドバイスが少なくなる)
- 恥ずかしがり屋の子には向かない場合も(人前で演奏するのが苦手な子にはストレスになることも)
家からの距離や通いやすさ

また、現実的な問題としてピアノ教室への通いやすさも重要です。
家からの距離
ピアノ教室までの距離が遠すぎると送迎が大変になり、通うのが負担になってしまいます。
特に小さな子どもは疲れやすいため、無理なく通える範囲で選ぶことが大切です。
また、長く通うことを考えた時に小学生以降は1人で通える場所なのかを検討することも大切です。
曜日・時間の空き状況
すでにほかの習い事をしている場合、ピアノのレッスン時間と重ならないか確認しましょう。
また、学校の授業や行事と被りにくい時間帯を選べると、長く続けやすくなります。
振替制度の有無
体調不良や急な予定変更でお休みすることもあります。
その場合に振替レッスンが可能かどうかを確認しておくと、レッスンの回数を無駄にせずに済みます。
無理なく通える環境を選びましょう。
ピアノ教室の月謝や初期費用を確認

ピアノ教室の費用は教室によって異なります。
事前にしっかり確認しましょう。
- 月謝の金額(相場は5,000円〜10,000円程度)
- 入会金や教材費(楽譜代、発表会費など)
- 発表会やイベントの参加費(意外と高額な場合も)
長く続けるためにも、家計に無理のない範囲の教室を選ぶことが大切です。
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ピアノの習い事の費用はいくらかかる?月謝・楽譜代・発表会費用など1年間のリアル総額を解説!
発表会の有無と頻度

発表会は子どもの成長を感じられる大切な機会です。
教室によって回数や開催方法が異なるので確認しましょう。
- 年に何回あるか(年1回〜2回が一般的)
- 参加費はどのくらいか(1万円以上かかることも)
- 規模はどの程度か(ホール開催or教室内発表など)
発表会があるとモチベーションにつながる子も多いので、子どもの性格に合わせて考えましょう。
まとめ

子どものピアノ教室選びで後悔しないためには、
- 先生との相性をチェック
- 個人or大手の違いを理解
- レッスンのスタイル
- 家からの距離・通いやすさ
- 費用を事前に把握
- 発表会の有無や回数をチェック
これらを意識して選ぶことが大切です。
ピアノは長く続けることで楽しさが増していく習い事です。
子どもに合った教室を見つけて、楽しく成長できる環境を整えてあげましょう!