ピアノ発表会では、演奏を終えた子どもに花束を渡す光景をよく目にします。
しかし
「花束は必ず用意しなければいけないの?」
「ピアノ発表会で花束を渡すタイミングは?」
と迷う保護者も多いのではないでしょうか。
この記事では、ピアノ発表会における花束の必要性やマナー、渡すタイミングについて解説します。
花束に含めたいおすすめの花や、当日忙しい方のために事前に購入しておける花束もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね♪
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目次
子どものピアノ発表会に花束は必要?

ピアノ発表会で花束を渡すかどうかは、基本的に自由です。
必ずしも用意しなければならないわけではありませんが、子どもにとっては「頑張ったご褒美」として嬉しいもの。
特に初めての発表会や大きな舞台での演奏後は、達成感を味わう意味でも花束を贈ると喜ばれます。
ただし発表会の規模や雰囲気によっては、花束を持参するのが一般的でない場合もあります。
他の参加者の様子や、事前に主催者の案内を確認しておくと安心です。
同じピアノ教室のママともや、ピアノ教室の先生に確認してみてくださいね。
我が家の娘が通っているピアノ教室の場合
我が家の娘は、個人ピアノ教室に通っています。
1年間に1回発表会が開催されており、花束は保護者判断で持ち込みOKです。
子どもの人数は20人くらいいるのですが、実際のところ花束を用意するのは4~5人の保護者くらいでしょうか。
最初の年は花束を用意していても、子どもの年齢が大きくなるにつれて花束不要だと子ども本人に言われたり、子どもがお花を喜ばないタイプだと用意しなくなるようです。
私が通っていたピアノ教室の場合
筆者自身、子どものころにピアノ教室に通っていたのですが、私が通っていたピアノ教室ではピアノ発表会の花束贈呈禁止でした。
というのも、舞台装飾として小分けにされた花束がすでに用意されており、花束の金額は発表会の参加費用に含まれていたのです。
舞台に飾っていた花束をそれぞれ持って、最後にみんなでお揃いの花束とともに写真撮影をするというのがお決まりの流れになっていました。
ピアノ教室によって花束必須だったり花束NGだったりするので、必ずピアノ教室の先生に確認をするようにしてください。
子どものピアノ発表会で花束を渡すタイミング

ピアノ発表会で花束を渡すタイミングは、会場の状況や発表会の進行によって異なりますが、一般的には以下の4つのタイミングが適しています。
ピアノ演奏の終了後に舞台上で
ピアノ演奏者が演奏終了後にお辞儀をするタイミングで、舞台下から花束を渡すことができます。
ただしプログラム進行の関係上、舞台での花束の受け渡しを禁止している場合もあるので、花束を舞台下から渡していいのか事前に主催者(ピアノ教室の先生)に確認しておくようにしましょう。
発表会終了後の写真撮影時
娘のピアノ教室では、花束贈呈のタイミングが決まっています。
それは、発表会の出演者全員の演奏が終わったあとの写真撮影の直前です。
主催者側で花束贈呈の時間が設けられることもあるので、事前に確認しておきましょう。
会場を出るときや帰宅時
発表会の進行によってはすぐに次の演奏者の準備が始まるため、舞台上で花束を渡せない場合や写真撮影の時間が無い場合もあります。
その際は、会場を出るときや帰宅時に改めて渡すのがおすすめです。
打ち上げや食事の席で
発表会後に家族で食事をする場合、そのタイミングで渡すのも良い方法です。
人目を気にせず、落ち着いた雰囲気の中でお祝いできるメリットがあります。
子どものピアノ発表会で花束を渡す際のマナー

大きすぎない花束を選ぶ
小さな子どもが持ちやすいサイズの花束を選びましょう。
あまりに大きいと持ち運びが大変になり、会場で邪魔になることもあります。
また、写真撮影の際に花束が大きすぎると周りの子どもの邪魔になりますし、子ども本人のお顔が隠れてしまう可能性もあります。
会場のルールを確認する
一部の会場では、生花の持ち込みを制限している場合があります。
特に、花粉が飛びやすい花や強い香りのする花は避けるのが無難です。
ピアノ教室の先生にも花束を渡すべき?
先生への花束は必須ではありませんが、感謝の気持ちを伝える意味で贈る家庭もあります。
先生へ渡す場合は、演奏後ではなく発表会の終了時や後日レッスン時に渡すのが一般的です。
子どものピアノ発表会で渡したいおすすめの花

子どものピアノ発表会の花束には、華やかで明るい雰囲気の花を選ぶのがおすすめです。
特に、子どもの成長や努力をたたえる意味のある花言葉を持つものを選ぶと、より素敵な贈り物になります。
おすすめの花と花言葉
ガーベラ
花言葉:「希望」「前向き」「元気」
明るく元気な印象の花で、子どもの頑張りを称えるのにぴったり。
ピンクやオレンジ、黄色などカラフルにすると可愛らしくなります。
チューリップ
花言葉:「思いやり」「博愛」
春らしく、柔らかな雰囲気の花。
ピンクは「幸福」、黄色は「明るい未来」を意味し、春の発表会にぴったり。
アルストロメリア
花言葉:「未来への希望」「エネルギッシュ」
小さなユリのような花で、華やかさと上品さを兼ね備えています。
オレンジやピンクの組み合わせが元気な印象に。
カスミソウ
花言葉:「感謝」「純粋」
メインの花を引き立てつつ、ふんわりと可愛らしい雰囲気にしてくれます。
スイートピー
花言葉:「門出」「優しい思い出」
発表会という特別な日を祝うのにぴったり。
ふんわりとした形が可愛く、ピンクや紫を選ぶと華やかに。
色合いのおすすめ
- ピンク × ホワイト:優しく可愛らしい印象
- オレンジ × イエロー:明るく元気な雰囲気
- ブルー × パープル:知的で落ち着いた印象(男の子向けにも◎)
どんな雰囲気にしたいかによって、色の組み合わせを考えるのも楽しいですね!
花屋さんに「子どもの発表会用」と伝えると、予算に応じてバランスよくまとめてくれるので、ぜひ相談してみてください♪
花束に添えるおすすめのメッセージ

子どものピアノ発表会の花束に添えるメッセージは、頑張ったことを称える言葉やこれからの成長を応援する気持ちを込めると素敵です♪
シンプルで温かいメッセージ
- 「今日の演奏、とても素敵だったよ!がんばったね」
- 「○○ちゃん(くん)のピアノ、とっても感動したよ」
- 「素敵な音楽をありがとう!これからも楽しく弾いてね」
努力をねぎらうメッセージ
- 「たくさん練習してきたね!今日の演奏はその努力の結晶だよ」
- 「がんばったね!ステージで輝いていたよ」
- 「いつも練習していた姿を見ていたよ。本番も最高だったね!」
これからの成長を応援するメッセージ
- 「これからもピアノを楽しんで、素敵な音を奏でてね」
- 「今日の演奏、最高だったよ!これからもピアノを楽しんでね」
- 「また次のステージも楽しみにしてるよ!がんばってね」
メッセージを書くときのポイント
- 短めでわかりやすい言葉が子どもには伝わりやすい!
- 名前を入れると特別感がアップ する
- 「ありがとう」「すごいね!」などの褒め言葉 を入れる
花束と一緒に温かいメッセージを贈ると、子どもにとって素敵な思い出になりますね♪
当日慌てないために事前に買えるおすすめの花束

子どもの発表会当日は意外と忙しい!
子どものピアノ発表会当日の親の役割って意外とたくさんあります。
- 着替え・ヘアアレンジ
- 会場への送迎・座席確認
- ピアノ教室の先生へのご挨拶
などなど。
それに加えて親子連弾がある場合、もうめちゃくちゃ忙しいです!
関連記事はこちら▶ピアノ初心者の親必見!親子連弾を楽しむための基礎練習法
当日に花束を用意する時間や精神的余裕が無いことも。
そこで、事前にネットで購入しておけるおすすめの花束をご紹介しますね♪
ブリザードフラワーのブーケ
生花に比べると少し予算が上がりますが、2~3年長持ちするブリザードフラワー。
子ども用に可愛いアレンジメントの花束が販売されています♪
持ち運びやすいサイズなので、紙袋に入れて隠しておけば当日サプライズすることも可能です。
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バルーンブーケ
たくさんの色の組み合わせから選ぶことが出来るバルーンブーケは、男の子にもピッタリです。
ブリザードフラワーより比較的安価に買えるので、予算を抑えたい方にもおすすめです。
▼詳細・購入はこちら
シャボンフラワーのブーケ
シャボンフラワー(ソープフラワー)は、花びらが石鹸で出来ている観賞用のお花です。
寒さ暑さにも強く、虫や花粉などが付かないのでアレルギー体質のお子様でも安心です。
発表会後に水やりなどのお世話の必要がないので親も嬉しいです♪
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ぬいぐるみブーケ
可愛いものが大好きなお子様が喜ぶこと間違いなしのぬいぐるみブーケです。
くまやうさぎなどの可愛いぬいぐるみが花束のようになっており、発表会後はぬいぐるみとして遊んだり飾ることができます。
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まとめ
ピアノ発表会に花束を用意するかどうかは自由ですが、子どもの頑張りを称えるためにも、多くの家庭で用意されています。
渡すタイミングは、発表会終了後や帰宅時、打ち上げの席などが適しています。
花束を選ぶ際は、会場のルールや子どもが持ちやすいサイズを考慮することが大切です。
子どもの晴れ舞台を、花束とともに素敵な思い出にしましょう。