「ピアノを始めてみたいけど、今さら遅いかな…?」
「独学でも、そこそこ弾けるようになるものなの?」
大人になってからピアノに興味を持った方の多くが、このような疑問を抱えています。
子ども時代に音楽の経験がなかったり、練習時間が限られていたりすると、「本当に上達できるのかな?」と不安になりますよね。
結論から言うと——大人の初心者でも、独学で“名曲”を弾けるようになるのは十分可能です。
ただし、いきなりショパンのバラードやラフマニノフを目指すのは非現実的。
大切なのは、自分のペースで「現実的な目標」を立てて、少しずつレベルアップしていくことです。
この記事では、大人のピアノ初心者が独学でどこまで弾けるようになるのか、到達できるレベルと、実際に弾けるようになるおすすめの曲例をわかりやすくご紹介します!
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目次
大人のピアノ初心者が独学で到達できるレベルとは?

結論:やさしいアレンジで「クラシックの名曲」「ポップス」「映画音楽」が弾けるようになる!
独学であっても、以下のような曲なら弾けるようになる方が多いです。
- ベートーヴェン《エリーゼのために》(簡易アレンジ)
- 久石譲《となりのトトロ》《人生のメリーゴーランド》
- 一青窈《ハナミズキ》や中島みゆき《糸》などのJ-POP
- パッヘルベル《カノン》(やさしいソロ版 or 連弾)
もちろん個人差はありますが、楽譜選びさえ間違わなければ、半年〜1年でこれらの曲が弾けるようになる人は多いです。
大人は理解力がある分、効率よく練習できるという強みがあります。
「ピアノ初心者が弾けるようになるレベル」ざっくり3段階

【STEP1:片手ずつ弾ける(導入期)】
- 音符を読むのに時間がかかる
- 両手を合わせるのが難しい
- 短い童謡や簡単なメロディがメイン
🔰到達目安:練習を始めて1〜2ヶ月
🎵例:『チューリップ』『きらきら星』『よろこびのうた』
→この時期は「片手でも最後まで通せた!」という小さな達成感が大事。市販の“入門レベル”楽譜がおすすめです。
【STEP2:両手で弾ける・簡単な伴奏付きの曲が弾ける】
- 左手はコード(和音)や単音で簡単な伴奏
- 右手はメロディ中心
- ポップスやジブリ系のやさしいアレンジに挑戦可能
🔰到達目安:練習を始めて3ヶ月〜半年
🎵例:『ハナミズキ』『となりのトトロ』『カノン(やさしい編曲)』
→ここで「名曲らしい曲」を弾けるようになると、練習の楽しさが一気にアップ!短めの曲から挑戦しましょう。
【STEP3:リズムや和音の変化がある曲に挑戦】
- 両手で異なるリズムが弾ける
- ペダルを使う曲も徐々に対応
- クラシック曲やアレンジ譜でも中級程度のもの
🔰到達目安:練習を始めて1〜2年
🎵例:『エリーゼのために(簡易版)』『人生のメリーゴーランド』『情熱大陸(アレンジ版)』
→このレベルまでくると、人前で披露できる曲も増えてきます。「仕上げる達成感」がモチベーションになります。
ピアノ独学でもここまでいける!上達のポイント3選

① 簡単な楽譜から始めて「成功体験」を積む
難しい曲にいきなり挑戦して挫折するより、“弾けた!”をたくさん経験することが大切です。
初心者向けの「やさしいピアノソロ楽譜集」などからスタートしましょう。
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② 完璧を目指しすぎない
多少のミスタッチがあってもOK!
「曲の雰囲気が伝わる」「最後まで止まらず弾ける」ができれば、次の曲に進んで大丈夫。
“曲を完成させる経験”を増やすことが上達への近道です。
③ 好きな曲・知ってる曲を選ぶ
知らない曲を譜読みするのは大変ですが、好きな曲や耳に残っているメロディは覚えやすく、楽しく練習できます。
J-POPや映画音楽、童謡なども「好きな曲から攻める」が吉です。
実際に弾けるようになる!おすすめレパートリーリスト

🔰初心者〜初級者向け(STEP1〜2)
- 『きらきら星変奏曲(テーマ部分)』/モーツァルト
- 『よろこびのうた』/ベートーヴェン
- 『いつも何度でも』/久石譲
- 『ハナミズキ』/一青窈(やさしいアレンジ)
- 『糸』/中島みゆき(初級者向けアレンジ)
🎵初中級〜中級者向け(STEP2〜3)
- 『エリーゼのために(簡易版)』/ベートーヴェン
- 『人生のメリーゴーランド』/久石譲
- 『彼こそが海賊(パイレーツ・オブ・カリビアン)』/Klaus Badelt
- 『情熱大陸(初級アレンジ)』/葉加瀬太郎
- 『カノン』/パッヘルベル(ソロまたは連弾)
まとめ:大人のピアノ初心者は「独学でもここまで弾ける!」

ピアノは、年齢を問わずいつでも始められる楽器です。
独学でも、工夫次第で十分に「名曲を気持ちよく演奏する」レベルに到達できます。
大切なのは、
- 自分のレベルに合った楽譜を選ぶこと
- 完璧を求めすぎず、楽しむ気持ちを忘れないこと
- 小さな達成感を積み重ねていくこと
少しずつでもレパートリーが増えていけば、きっとピアノのある暮らしがもっと楽しく、豊かになりますよ🎵
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