大人のピアノが続かない理由とは?挫折しないための練習法&モチベ維持術

「大人になってピアノを始めたけど、なかなか続かない…」

「忙しくて練習できず、気づけば楽譜がホコリをかぶっている」

大人になってからピアノを始めた(再開した)ものの、途中で挫折してしまう人は少なくありません。

しかし、せっかく始めたピアノをやめてしまうのはもったいない!

この記事では、大人のピアノが続かない理由を実際の体験談とともに解説しながら、無理なく継続するための練習法やモチベーション維持のコツを紹介します。

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大人のピアノが続かない3つの理由と私の体験談

仕事・家事・育児で時間が取れない

大人は子どもに比べて自由時間が限られています。

仕事や家事、育児の対応を調整しながらピアノを続けるには、短時間でも集中して練習する工夫が必要です。

仕事が忙しい時期だったり子どもが小さくて育児に追われていると、ピアノを練習する気力がわかないことも。

思ったより上達しない

大人は理論的に理解する力がある反面、「できない自分」にストレスを感じやすい傾向があります。

いい大人なのにこんなことも出来ないのか…

ここさっきも間違えたのに、全然成長しない…など。

特に初心者のうちは、両手で弾くことの難しさやリズムのズレに挫折しがちです。

YouTubeなどで上手な人の動画を手軽に見れてしまうからこそ、自分とのギャップに落ち込みやすくもなります。

子どもでも大人顔負けの凄い上手な子、いますものね。

モチベーションの維持が難しい

子どもと違って発表会などの明確な目標がないと、モチベーションを維持するのが難しくなります。

最初はピアノを弾くことが楽しくても、慣れてくると「今日はやらなくてもいいか」と練習を後回しにしがちです。

大人の趣味のピアノは練習をする必要性なければ期限も決まっていないので、「明日やろう」「やっぱりまた明日…」と、ずるずる期間が空いてしまいます。

大人ピアノが続かない理由:私の場合

私はもともと小学生の時に3年間だけピアノを習っていました。

その後大人になって、娘が3歳でピアノを始めた際に電子ピアノを購入。

せっかく電子ピアノを買ったのだから、私も一緒に練習してみよう!と思ったのがピアノ再開のきっかけです。

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しかし、楽しく練習していたのは1年ほど。

気付けばいつか弾こうと思って買ったけど全然弾いていない楽譜がたくさんあるし、数週間ピアノを弾かない時期もありました。

ピアノ教室に通っているわけではなので緊張感もなく、ゆるく練習できている分、怠けやすいんですよね。

特に、たくさん練習してやっと1曲弾けるようになった後、次の曲にとりかかる際に期間が空いてしまいます。

「次弾きたい曲も決まってないし、ちょっと休憩しようかな~♪」みたいな(笑)

その間に娘はぐんぐん上達し、そのうち抜かされてしまうかもしれません。

大人のピアノを続けるための練習法

ゆるく続けることができる分、ゆるすぎると全然続かないし上達しない大人のピアノ。

ピアノが上手になりたいと思うのならば、ある程度の自分を律する心が必要です。

そこで、大人ピアノを続けるための練習法を紹介します。

1回5分でもOK!隙間時間を活用

「毎日1時間」「毎日30分」と決めると実行するのは難しく、三日坊主になりがちです。

やる気が無い日・忙しい日の練習は、1日5分だけでもOK!

毎日5分だけでも鍵盤に触れることで、ピアノの感覚を忘れにくくなります。

通勤前や寝る前など、生活のルーティンに組み込むのがおすすめです。

もちろんやる気がある日はたくさん練習しましょう♪

簡単な曲から達成感を積み重ねる

最初から難しい曲に挑戦すると、できないことばかりでやる気がなくなってしまいます。

私は幻想即興曲をいつか弾けるようになりたい!と思ってとりあえず楽譜を買ったのですが、片手ずつすら弾けませんでした。(ピアノ歴を考えると当たり前ですが…)

「どんなに難しくてもその曲だけひたすら練習すれば弾けるでしょ!なんてったって大人だし!」

と謎の自信があったのですが、ピアノの実力に子どもも大人も関係ありません。

私のレベルでは全然弾けず、幻想即興曲を原曲で弾くことはいったんあきらめました。

いきなり難しい曲に挑戦せず、簡単な曲あるいは難しい原曲の簡単なアレンジの曲から始めて少しずつレベルアップしていくとモチベーションが続きやすいです。

▼幻想即興曲などの有名な曲は、ヤマハのぷりんと楽譜に初級から上級までアレンジがそろっています。

目標を設定してモチベーションを維持

「この曲を1ヶ月で弾けるようにする」

「1年後に人前で演奏する」

といった具体的な目標を持つと、練習のモチベーションが保ちやすくなります。

レッスン動画やピアノ講座を活用する

独学での練習が難しいと感じたら、YouTubeのレッスン動画やピアノ練習アプリを活用すると効率よく上達できます。

もっと本格的に練習したい!

適度なプレッシャーをかけて上手になりたい!

という場合は、自宅でできるピアノ講座レッスンを利用するのもおすすめです♪

大人のピアノを挫折せずに楽しむコツ

きっとこの記事をここまで読んでくれている方は、まだピアノを完全にあきらめた訳ではないはず。

楽しみながらもう一度ピアノにトライしてみませんか?

大人ピアノを楽しむコツをご紹介します♪

完璧を求めすぎない

「間違えずに弾かなきゃ!」

と気負いすぎると、楽しさよりもストレスが勝ってしまいます。

多少のミスは気にせずに、弾けるようになった部分に目を向けましょう。

きっと弾ける部分は少しずつ増えていくはず♪

好きな曲を弾く

練習曲ばかりではなく、自分が本当に弾きたい曲を選ぶことで、ピアノの楽しさを実感しやすくなります。

▼人気の曲から有名曲まで1曲500円前後で簡単にダウンロードできるので、ぜひ好きな曲を探してみてください。

誰かに聴いてもらう機会を作る

家族や友人に演奏を聴いてもらうと、「もっと上手になりたい!」という気持ちが生まれ、続けるモチベーションにつながります。

撮影してYouTubeにアップするのはハードルが高くても、家族や友人に聞いてもらうだけでも楽しいですよ♪

まとめ

大人のピアノが続かない理由には、時間の確保の難しさや上達の遅さ、モチベーションの低下などがあります。

しかし、少しの工夫で楽しく続けることができますよ♪

ポイントは、

  • 短時間でも毎日鍵盤に触れる
  • 簡単な曲から少しずつレベルアップ
  • 目標を決めてモチベーションを維持
  • レッスン動画や講座を活用
  • 好きな曲で楽しく練習

です♪

無理せず、自分のペースでピアノを楽しみながら続けてみてくださいね。