子どものピアノ練習に足台は必要?姿勢を守るおすすめ補助台も紹介!

ピアノを始めたばかりの小さな子どもたちにとって、鍵盤に手を置くだけでも一苦労。

さらに足が床につかずにブラブラしてしまうと、無意識にバランスを取ろうとして姿勢が崩れ、演奏にも集中しにくくなってしまいます。

そんなときに役立つのがピアノの「足台(補助台)」です。

でも実際のところ、本当に足台は必要なのでしょうか?

この記事では、足台を使うメリットいつから必要になるのか、さらに実際に使いやすいおすすめアイテムもご紹介します。

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足台ってなぜ必要?子どもの姿勢への影響とは

子どもの体格はまだ未発達。

特に年齢が低いうちはピアノの椅子に座っても、足が床まで届かないことがほとんどです。

そのままの状態で演奏を続けると、以下のような問題が起きやすくなります。

  • 背中が丸くなる
  • お尻が前にずれて、骨盤が寝た姿勢に
  • 腕の位置が不安定になり、打鍵に力が入りにくい
  • 長時間の練習が疲れやすくなる

足がしっかりと接地していることは、実は安定した演奏の土台になります。

足元が安定することで、上半身がまっすぐ伸びて、腕や手の動きも自然になります。

電子ピアノでも足台は必要?

「電子ピアノだから足台はいらないのでは?」

と思う方もいるかもしれませんが、電子ピアノであっても足台は必要です。

ピアノの種類にかかわらず、椅子に座ったときに足が床に届かない状態だと、姿勢が崩れたり、手や肩に余計な力が入ってしまい、演奏に影響が出ることがあります。

特に電子ピアノはアコースティックピアノに比べて本体がやや低めに設計されていることもあり、小さなお子さんはさらに足が届きにくくなる場合も。

足台を使って体全体の安定を確保することで、電子ピアノでも自然で正しい演奏フォームを身につけることができます。

ピアノの足台はいつからいつまで使うべき?

足台は何歳から必要?

一般的には、ピアノの椅子に座って足が床に届かない間は、足台を使うのが理想です。

ピアノを習い始めるのが早い場合は、3〜4歳から必要になります。

実際、ピアノ教室でも年少〜年中くらいの生徒には必ず足台を用意している先生が多く、我が家の娘が通っているピアノ教室にももちろんあります。

正しい姿勢を最初から身につけるためにも、ピアノを始めたタイミングで足台も一緒に準備するのがおすすめです。

足台は何歳まで必要?

また、明確に「何歳まで」とは言えませんが、椅子に正しい姿勢で座って足の裏が自然に床に着くようになるまで足台は必要です。

おおよその目安としては:

  • 身長が125cm以上
  • 小学校中学年(3〜4年生)頃
  • 足台なしで座っても足が浮かず、ブラブラしない

となりますが、子どもの成長スピードや体格には個人差がありますので、年齢よりも姿勢の安定感を優先して判断しましょう。

ピアノの足台の選び方ポイント

ピアノの足台にはいくつかのタイプがあります。

それぞれの特徴を知って、お子さんに合ったものを選びましょう。

高さ調整ができるタイプ

年齢や成長に合わせて高さを調整できるものが便利です。

段階的に調整できるものや、ねじで細かく調整できるタイプなどがあります。

お子様がピアノを始めた年齢が早い場合は、高さ調節が出来るタイプのものを買うことで、買い替える必要性をなくすことができます。

滑りにくい素材・安定感

足を乗せたときに滑らない加工がされていたり、ずっしりとした安定感のあるタイプがおすすめ。

演奏中にグラグラしてしまうと逆に集中しづらくなります。

持ち運びやすさ

教室や実家やレンタルスタジオなどへ足台を持ち運びたい場合は、軽量なものや折りたたみ可能なタイプも便利です。

補助ペダル一体型

ある程度ピアノに慣れてきて、ペダルの練習も視野に入ってきた場合は、補助ペダルと足台が一体になったタイプもおすすめです。

特に本格的なクラシック曲に取り組み始める時期や、コンクールを視野に入れている場合には、早めに導入しておくと安心です。

価格はやや高めですが、長く使える丈夫なモデルが多く、成長に合わせて調整もしやすいのが魅力です。

実際に使ってよかった!おすすめ足台3選

【ピアノ補助ペダル一体型】甲南 KP-DX

高さ調整が6段階で可能な本格派。

ペダルも付いているので、将来的にペダルの練習にもスムーズに移行できます。

ずっしりとした安定感でピアノ教室でも人気のアイテムです。

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【軽量タイプ】ピアノ補助台 Amabile

持ち運びに便利な軽量モデル。

おうちと教室で兼用したい方にもぴったりです。

すべり止め付きで安心して使用できます。

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【コスパ重視】木製シンプル足台

リーズナブルながらしっかりとした作りで、初めての足台にぴったり。

ピアノ専用ではありませんので、ピアノ練習中以外でも使えます。

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正しい姿勢はピアノの上達につながる

小さな子どもほど、姿勢のクセがつきやすいもの。

逆に言えば、足台を使って姿勢の安定をサポートすることで、自然に正しいフォームを覚えることができます。

集中力も持ちやすくなり、演奏にも気持ちが入りやすくなりますよ♪

まとめ

ピアノの足台は、単なる「足を置く台」ではなく、子どもの姿勢を支え、ピアノとの向き合い方そのものに影響を与える大切なアイテムです。

とくにピアノを始めたばかりの時期には、最初から足台を導入することで、無理のないフォームを身につけやすくなります。

「ピアノ練習中の姿勢が気になる」

「なんとなく演奏に集中できていないかも?」

と感じたら、ぜひ足元にも注目してみてくださいね。