ピアノが弾けないイライラを軽くする考え方|できない自分がイヤになる前に。

こんにちは🎵

このブログ「ゆるピアノはじめました♬」では、ピアノを専門的に学んできたわけではない私と、ピアノを習い始めたばかりの娘の日々をつづっています。

音楽って上手じゃなくても、ちょっとだけ弾けるだけでも、すごく楽しい!そんな想いを、子育ての目線からお届けしているブログです。

今回は、大人になってからピアノを始めた方に向けてのお話です。

「好きでピアノを始めたのに、うまく弾けなくてイライラする…」
「何回も練習してるのに、同じところでミスばかり」

そんな風に感じていませんか?

大丈夫!ピアノを弾いていてイライラするのは、あなたが真剣に音楽に向き合っている証拠。

でも、せっかくの趣味です。

せめてピアノの前では「ほっ」とできるように、

今日は“イライラをゆるめる考え方”を、いっしょに探してみましょう。

弾けない=ダメじゃない。むしろ「成長の途中」ってこと

まず最初にお伝えしたいのは、

「ピアノが上手に弾けない=才能がない」と思わないでほしい、ということです。

むしろ、何度も間違える場所があるのは、“そこだけ苦手なスキル”があるってこと。

たとえば、指の動き?リズムのとり方?譜読み?

…何かのピースが足りてないだけで、そこをゆっくり補えば、ちゃんとつながります。

しかも、大人になってからピアノを始めた方は、「仕事や家事、子育ての合間に」「限られた時間で」練習しているはず。

短い時間の中でコツコツ頑張っているあなたは、本当にすごいんです。

同じところでミスしてイライラ=そこが一番成長できるポイント

「また同じところで間違えた…」

そんなとき、心の中でため息をつきたくなりますよね。

でも間違える場所って、あなたの“伸びしろ”でもあります。

なぜなら、「苦手に気づけている」からです。

本当に危ないのは、自分の演奏のどこがズレているのかに気づけないこと。

間違える→気づく→試す→また間違える…

このループこそが、上達への王道です。

思いきってその部分だけを「1日5回だけ」練習してみてください。

“通し練習”ではなく“部分練習”にするだけで、意外なほど気持ちがラクになりますよ。

完璧じゃなくていい。70点で合格にしてみよう

大人はどうしても、「正しく」「間違えずに」「最後まで弾けるように」と思いがちです。

でも、ピアノって“演奏”なんですよね。

機械のようにミスなく弾けることが目標じゃないはず。

たとえば、今日の目標は「ミスはしても、気持ちを込めて弾く」にしてみる。

テンポが安定しなくても、「1小節だけキレイに弾けた」で自分に花丸をあげる。

そんな“自分への合格ライン”をゆるくすることって、実はすごく大切なんです。

音楽は、数字で点数がつくものじゃないからこそ、「70点でも十分素敵に聴こえる」ってこと、たくさんあるんですよ。

イライラは「集中している証拠」。でも…限界なら休んでOK!

「イライラする」って、言い換えれば「集中してる」ってことでもあります。

「何とか弾けるようになりたい」「ちゃんとやりたい」って気持ちがあるからこそ、思うように弾けないと悔しいんですよね。

でも…その“頑張りすぎ”が、逆にピアノから心を遠ざけてしまうことも。

そんなときはピアノからちょっと離れて、コーヒーを飲んだり、YouTubeで誰かの演奏を聴いたりしてみてください。

気持ちがふっとゆるんで「あ、また弾きたいな」って思えたら、それが再スタートの合図です。

“うまくなる”ことより、“楽しむ”ことを大切に

ピアノを趣味にしている大人の多くが、「うまくなりたい」という気持ちと、「楽しく弾きたい」という気持ち、どちらも持っていると思います。

でも、時にはこの2つがぶつかってしまって、「こんなはずじゃなかった」と落ち込むこともあるかもしれません。

そんなときこそ思い出してみてください。

最初にピアノを始めようと思ったきっかけって、なんでしたか?

  • 憧れのあの曲が弾けたらいいな
  • 指を動かすのって、気持ちよさそう
  • 子どもと一緒に音楽を楽しみたかった などなど…

“好き”の気持ちは、ずっとあなたの中にあります。

ちょっと見えなくなっただけ。

その“好き”をもう一度感じられるように、「ゆるく」「自分のペース」で、ピアノとつき合っていけたら素敵だなと思います。

おわりに:ピアノは心とつながる時間です

ピアノが弾けなくてイライラするとき、「こんな自分じゃダメだ」と思う必要はありません。

その感情もまるごと含めて、ピアノとの時間が“あなたらしい音楽”になると、私は信じています。

このブログでは、ピアノとゆるくつき合いたい方に向けて、気持ちがふっと軽くなるようなヒントを、これからもお届けしていきます。

何か気になることがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせフォームからお声かけくださいね。

「ゆるピアノはじめました♬」は、これからも“続けられるピアノ”を一緒に考えていきたいと思っています。

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