ピアノの才能は遺伝なのか環境なのか|子どもが伸びる家庭の特徴とは

こんにちは🎵

このブログ「ゆるピアノはじめました♬」では、趣味としてピアノを楽しんでいる私と、ピアノを始めて1年ほどの娘との日常を、子育て目線でゆるっとお届けしています。

「ピアノの才能は遺伝なの?それとも環境なの?」

と疑問に思ったことはありませんか。

私自身、娘をピアノ教室に通わせ始めてから強く感じるようになりました。

ピアノ教室の先生のお子さんたちはとても上手で、小さな頃から難しい曲を軽やかに弾きこなしています。

そんな姿を見ると「やっぱり才能が遺伝しているのかな?」と思ってしまいます。

でも実際には、ピアノの上達には遺伝だけではなく「環境」「練習の仕方」「本人の興味」などさまざまな要素が関わっています。

ここからは、研究や実際の体験をふまえながら詳しく見ていきましょう。

ピアノの才能に関わる要素|遺伝と環境

遺伝が影響する部分

音感やリズム感、集中力などは遺伝的な影響を受けることがあるといわれています。

例えば、相対音感や絶対音感を持つ人は、親からある程度その傾向を受け継いでいる可能性があります。

ただし、遺伝は「ピアノが弾けるかどうか」を決めるものではなく「得意になりやすい傾向を持っているかどうか」に近いもの。

遺伝的に音楽が得意でも練習をしなければ伸びませんし、逆に遺伝的に平均的でも努力次第で大きく上達することは十分可能です。

環境が大きな役割を持つ

ピアノの才能において、実は環境の影響がとても大きいのです。

例えば、私が出会ったピアノ教室の先生のお子さんたちは、家にグランドピアノがあり、毎日自然にクラシック音楽が流れている環境で育っていました。

教本もそろっていて、親(先生)が伴奏をしてくれることもあるそうです。

「才能」というより「自然に音楽に触れる時間が圧倒的に多い」からこそ、ピアノが身近な存在になり、上達も早いのだと感じました。

ピアノは遺伝よりも「育つ環境」がカギ

子どものピアノ練習は家族のサポートが大切

親がピアノを弾けなくても、子どもが楽しんで続けられるように工夫することはできます。

たとえば、練習を見守ってあげる、一緒に音楽を聴く、発表会に家族で参加するなど。

我が家の場合、夫はピアノ未経験ですが、子どもと一緒に音楽を楽しんでくれる存在です。

息子は途中でピアノをやめてしまいましたが、その後ドラムを始めて音楽を楽しんでいます。

必ずしも「親がピアノを弾けるかどうか」が決定打ではないと実感しました。

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習慣化が上達につながる

才能の有無よりも「ピアノが生活の中に自然にあるかどうか」が大きいです。

1日10分でもピアノに触れる習慣があると、コツコツ積み重なって上達します。

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ピアノと遺伝に関するよくある質問

Q1. 親がピアノを弾けなくても、子どもは上達できますか?

はい。

親がピアノ経験者でなくても、子どもは十分に上達できます。

大切なのは練習を続ける習慣や、音楽を楽しめる環境を整えてあげることです。

Q2. 絶対音感は遺伝ですか?

絶対音感は「小さい頃の環境」に大きく左右されます。

特に6歳くらいまでに音楽教育を受けると身につきやすいと言われています。

遺伝よりも環境の要素が大きいと考えられます。

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Q3. ピアノの才能がない子もいますか?

「才能がないから弾けない」ということはありません。

得意・不得意の差はありますが、どんな子でもコツコツ続ければ上達します。

好きな曲を選んで楽しく練習することが、長続きの秘訣です。

まとめ

ピアノの才能は「遺伝だけ」で決まるものではありません。

音感やリズム感に遺伝的な要素はあっても、それ以上に大きな影響を与えるのは「環境」「習慣」「本人のやる気」です。

親がピアノを弾けなくても、家庭の中に音楽を取り入れたり、子どもと一緒に楽しむ姿勢があれば、ピアノの力は自然に育っていきます。

「うちの子には才能があるのかな」と心配するより、「音楽を楽しめる時間を一緒に作ろう」と考えることが、長い目で見て子どもの力になりますよ🎵

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