ピアノを続けるのに必要なのはセンスより根性?子どもの性格と向き不向きを見極めるヒント

こんにちは🎵

このブログ「ゆるピアノはじめました♬」では、子育てをしながら趣味としてピアノを楽しむ私と、ピアノ教室に通う娘の日常を交えつつ、音楽のある暮らしをお届けしています。

  • 「ピアノは才能がある子が続くのか」
  • 「やっぱり根性がないと続けられないのか」

ピアノを習わせようか考えるとき、気になる方も多いと思います。

私自身、子どもの頃に3年間ピアノを習った経験があり、現在は5歳の娘がピアノ歴1年半。

息子も一時期ピアノを習っていました。

その体験をもとに、ピアノを続けるのに「根性」がどのくらい大事なのか、実際の子どもの姿を交えながらお話しします。

ピアノに必要なのはセンス?それとも根性?

ピアノはスポーツと同じように、練習を積み重ねないと上達しません。

楽譜が読めて音を出せても、指が思うように動くようになるには何度も繰り返す必要があります。

では、練習を続けるために必要なのは「才能」か、それとも「根性」か?

結論から言うと、子どものうちは才能より根性の方が大事だと私は感じています。

わが家の体験談:息子と娘の違いから見えたこと

息子の場合:要領の良さと挫折の早さ

息子は5歳でピアノを始めました。

何事も要領よくこなし、幼稚園の頃には掛け算や割り算もできるほど賢いタイプ。

ピアノ体験のときも先生から「センスがありますね」と褒められるほどでした。

最初は子どものバイエル上巻からスタートし、週3回・5分程度の練習でもスラスラ進みました。

半年後には40番まで到達。

しかし曲が難しくなり、初めて「努力しないと弾けない壁」に直面しました。

すると息子は「もう無理!やりたくない!」と練習を拒否。

頑固な性格もあり、説得もできずピアノを辞めてしまいました。

関連記事▶男の子のピアノの習い事は親のエゴ?辞めたい主な理由と辞める判断基準&実際に辞めた体験談

娘の場合:ゆっくりだけど粘り強さで続けられた

娘は3歳からピアノを始めました。

最初は音符を読むのにも時間がかかり、先生からは「ゆっくり進めましょう」と言われるほど。

教材もいきなりバイエルは使わずに、簡単なもの(「ぴあのぴあの①」と「ぴあのくらぶ①」)からのスタートでした。

それでもコツコツ練習を積み重ね、少しずつ進歩。

10か月ほどでバイエル40番に差しかかり、私は「ここで挫折するかも」と不安でしたが、娘はレッスンで「×」をもらう経験にも慣れていたため、投げ出すことなく挑戦しました。

結果、1年半経った今も楽しく続けられています。

比較して分かったこと

・センスがある息子 → 根性が足りず壁で挫折
・平凡な娘 → 根気よく続け、成長を実感

この経験から、「子どものピアノに大切なのは根性」だと確信しました。

どんなに親が励ましても、最後に練習をやりきるのは子ども自身の粘り強さなんですよね。

センスのある子でも、教材を進めるといつかは「今の実力では弾けない曲」に当たります。

その時に、嫌にならずに練習を続けることができるかどうか、これがピアノを続けるための分岐だったと思うのです。

なぜピアノを続けるには根性が必要なのか?

弾けるようになるまで時間がかかる

ピアノは習い始めたその日から上手に弾けるものではありません。

指の使い方、楽譜の読み方、リズム感など、学ぶことは多岐にわたります。

上達には時間がかかるため、すぐに諦めない根性が必要です。

練習が地味で飽きやすい

毎日の練習は決して華やかではなく、同じ曲を何度も繰り返すことが多いです。

ここで飽きずに取り組める粘り強さが求められます。

失敗やつまずきを乗り越える力

どんな子でも「思うように弾けない」瞬間があります。

そのときに「もうやめたい」となるか、「もう一回挑戦してみよう」となるかで差が出ます。

ピアノに向いているのはどんな性格?

完璧主義より「まあいいか」と思える子

失敗を気にしすぎる子はピアノが嫌になりやすいです。

多少間違っても「次がある」と切り替えられる性格の方が続きやすいです。

目標に向かってコツコツできる子

一気に成果を出すより、毎日少しずつ進めるタイプの子はピアノ向きです。

根性がある=継続できる子、と言い換えてもいいでしょう。

音楽が好きで楽しめる子

「練習=苦痛」ではなく、「音楽って楽しい」と感じられる子は根性を発揮しやすいです。

よくある質問(FAQ)

Q1: 才能がないとピアノは続けられませんか?

A: そんなことはありません。

才能がなくても、根性や粘り強さがあれば十分に続けられます。むしろ才能よりも継続力の方が大事です。

Q2: 練習を嫌がるときはどうしたらいいですか?

A: 練習時間を短く区切ったり、親子で一緒に弾いたりするのがおすすめです。

子どもが「できた!」を実感できる工夫が大切です。

関連記事▶【幼児のピアノ練習イヤイヤ期】毎日練習してくれない!練習を嫌がる子どもへの親の声かけ&工夫

Q3: 根性がない子にピアノは向いていませんか?

A: 最初は集中力が続かなくても、ピアノの練習そのものが根性を育てるトレーニングになります。

最初から根性がある子でなくても大丈夫です。

まとめ

ピアノを続けるには、才能よりも根性が必要だと私は実感しています。

センスがある息子は根性不足でやめてしまい、センスが平凡な娘は根性で続けています。

ピアノを習わせるときは「うちの子は才能があるかな?」よりも「コツコツ続けられるかな?」を見極めてあげると良いかもしれません。

子どものピアノは「根性=楽しく続ける力」です。

親がサポートしながら、子ども自身が小さな達成感を積み重ねられるようにしてあげたいですね。

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