こんにちは🎵
このブログ「ゆるピアノはじめました♬」では、子育ての合間に趣味としてピアノを楽しんでいる私と、ピアノ教室に通い始めて1年ちょっとの娘との日常を中心に、音楽を“ゆるっと楽しむ”視点で発信しています。
大人になってからピアノを始めると「無意識の自分のクセ」が気になることってありますよね。
私自身も、練習した曲を動画で撮影したときに「小指がピンと立っている!」と気づきました。
普段は意識していないだけに、「これはよくないことなのかな?」「直さないと上達できないのかな?」と不安になった経験があります。
この記事では、ピアノを弾くときに小指が上がる原因やデメリット、改善方法をやさしく解説します。
同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。
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目次
ピアノを弾くときに無意識に小指が上がるのはなぜ?

子どもも大人もなりやすいクセ
ピアノを弾いていると、小指が無意識にピンと上がってしまう人は多いです。
特に独学で始めた大人や、まだ筋力が弱い子どもは「使っていない指に力が入るクセ」がつきやすいといわれています。
小指が上がる主な原因
- 指の独立が不十分:小指は他の指に比べて筋肉が弱く、動きが不安定。
- 手の力み:鍵盤を押そうとするとき、余分な力が入って小指が持ち上がってしまう。
- 癖づけられたフォーム:小さい頃からのクセや、無理なフォームで弾いていることも原因に。
私も子どもの頃はまったく気にしていませんでしたが、大人になってから動画で見て「すごく不自然に見える!」と衝撃を受けました。
ピアノを弾いている時に小指が上がると何がよくないの?

音のコントロールが難しくなる
ピアノは「どれくらいの力で、どのタイミングで押さえるか」で音色が変わります。
ところが小指がピンと上がっていると、余分な力が手全体に入ってしまい、音量やタッチをコントロールするのが難しくなります。
特に弱い音を出したいときや、メロディーと伴奏のバランスを取る場面で、意図せず強く弾いてしまうことが多いのです。
私も実際に、小指が立っている状態だと音が硬くなったり、逆に音が途切れたりして「思ったように弾けない」と感じることがありました。
小指のクセは、一見関係ないようでも、演奏全体の表現力に影響してしまうのです。
スピードや安定感に影響
小指が立っていると、他の指と一緒にスムーズに動かしにくくなります。
特に速いパッセージやスケール練習では、指がもつれたり、テンポに遅れたりしやすいです。
これは、小指を支える筋肉が弱いのに加えて、無意識のうちに「立てた指を戻そうとする力」が働き、余計な動きが増えるからです。
例えばハノンを弾いているとき、私は小指が浮いていると、後半で手が疲れてリズムが乱れてしまうことがよくありました。
小指を立てないだけで、手全体が安定して、スピードも出しやすくなるのを実感しています。
見た目も気になる
音だけでなく「見た目」も意外と大事です。
発表会や人前で演奏するとき、小指がぴんと立っていると、聴いている人に「力んでいる」「ぎこちない」といった印象を与えてしまうことがあります。
私自身、動画を撮って客観的に見たとき、小指が立っているとどうしてもそっちに目が行ってしまい、演奏そのものが落ち着いて見えないのが気になりました。
もちろん趣味で弾く分には問題ありませんが、人前で弾くときに少しでも自信を持ちたいなら、見た目の美しさを意識して直していくことはメリットが大きいです。
ピアノ演奏中に小指が上がるクセは直すべき?

結論から言うと、できれば直した方が良いです。
ただし「今すぐ完璧に直さないといけない!」と気負う必要はありません。
- 趣味でゆるっと楽しむなら、そこまで神経質になる必要はなし
- でも将来的に曲の表現力や弾きやすさを高めたいなら、少しずつ改善すると◎
私も「楽しく続けたい」という気持ちが一番なので、練習の合間に意識する程度から始めました。
無意識に小指が上がらないようにする改善法

① 鍵盤に指を軽く添える習慣をつける
小指が立ってしまう人の多くは、弾いていないときに指を「宙に浮かせている」ことが原因です。
特に休符や隣の指を弾いているとき、無意識に小指が上に跳ね上がってしまいます。
そこで効果的なのが「使っていないときも鍵盤に指をそっと置いておく」意識です。
強く押さえる必要はなく、本当に“添えるだけ”でOK。
これを習慣にすることで、小指が自然と落ち着き、他の指も動かしやすくなります。
私も最初は意識しないとすぐに浮いてしまっていましたが、日常の基礎練習で少しずつ「鍵盤に触れたまま休む」感覚を覚えると、だんだん無意識でもできるようになってきました。
② 脱力を意識する
小指が上がる最大の原因は“力み”です。
肩や腕に余計な力が入ると、自然と指も反り返ってしまいます。
演奏前に「肩の力を抜く」「手首を柔らかく保つ」ことを意識するだけで、小指が立つのを防げます。
私が取り入れている方法は、練習の前に腕をぶらぶら揺らす「脱力チェック」。
これをすると、指先まで余分な力が抜けるのが分かります。
また、手首を小さく回したり、指を軽くストレッチするのも効果的です。
脱力は小指だけでなく、全体の演奏にも良い影響を与えるので「小指改善+音がやわらかくなる」という一石二鳥のメリットがあります。
③ ゆっくり練習で意識を持続
速い曲を弾こうとすると、小指のクセは一気に出やすくなります。
そこでおすすめなのが「テンポを落として、意識的に小指を立てないフォームで弾く」練習法です。
例えば、ハノンやスケールを普段の半分の速さで弾き、指の動きを鏡や動画で確認します。
小指が浮いてしまったら、その場で止めてもう一度やり直す。
これを繰り返すことで、無意識に小指が上がらないフォームが少しずつ定着していきます。
私も最初は「ゆっくり弾くのは退屈」と思っていましたが、丁寧にやると効果が出やすく、速く弾いたときの安定感がまるで違うのを実感しました。
④ ハノンやスケール練習を活用
基礎練習は「小指を立てない」意識を持って取り組む絶好のチャンスです。
特にハノンやスケールはシンプルな動きの繰り返しなので、フォームに集中できます。
私は毎日10分ほど、ハノンを弾くときに「小指は上がっていないかな?」とチェックしながら練習しています。
最初は鏡を置いて横から見たり、スマホで手元だけ撮影して確認していました。
意識して取り組むと、徐々にクセが減って「自然に指がそろって動く」感覚をつかめるようになります。
基礎練習は地味に見えますが、クセ直しにはとても有効です。
短時間でも続けることが、無意識の改善につながります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 小指が立つとピアノは下手に見えますか?
A. 演奏自体が良ければ大きな問題ではありません。
ただ、動画や発表会では見た目も演奏の一部になるので、気になる人は改善した方が自信につながります。
Q2. 小指が上がるのは癖だから直らない?
A. 完全にゼロにするのは難しいですが、意識して練習を続けることでかなり改善します。
特に基礎練習やゆっくり練習が効果的です。
Q3. 独学でも直せますか?
A. 可能です。
動画を撮って確認するのが一番おすすめ。
客観的に自分の手を見られるので、少しずつ直していけます。
まとめ

ピアノを弾くと小指が上がるのは、多くの人が経験するクセです。
放っておいても大きな支障はありませんが、演奏の安定や音の美しさを考えると、少しずつ直す価値はあります。
大切なのは「完璧を目指す」のではなく「気づいたときに意識してみる」くらいの気持ちで続けること。
私も焦らず、動画で確認しながらゆるっと練習しています。
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