【子どもの習い事】ピアノ教室は何歳から始めるべき?開始時期に悩むママ・パパへのヒント

こんにちは🎵

こちらのブログ「ゆるピアノはじめました♬」では、子どもの頃に3年間ピアノ教室に通っていた私と、今ピアノをゆるっと楽しんでいる娘(ピアノ歴1年ちょっと)の日常を、音楽好きの母目線でお届けしています。

今回は、ピアノを子どもに習わせようか迷っている方が一度は気になるテーマ、

「ピアノって何歳から始めたらいいの?」

について、わが家の経験や、先生方から聞いたお話などを交えて、やさしくお話ししていきますね。

「ピアノは何歳から始めるべき?」よくある3つの疑問

お子さんの習いごとを考え始めたとき、ピアノはよく候補に上がる人気の習いごと。

でも、

  • 「ピアノって早く始めた方がいいの?」
  • 「まだ集中力がないけど大丈夫?」

と悩む保護者の方、多いのではないでしょうか。

特に多いのが、この3つの疑問

  • ピアノは何歳から習えるの?
  • 始めるのが早すぎると逆効果?
  • プロのピアニストや音大を目指すなら何歳から?

です。

次の章から詳しく見ていきますね🎵

ピアノ教室は何歳から習えるの?

ピアノ教室によっても違いはありますが、一般的には3〜4歳からスタートできるところが多いです。

うちの娘が3歳から通っているピアノ教室も、3歳から入会OKとのことでした。

また、最近では「リトミック」のような音楽を通して体を動かすプレピアノコースを設けている教室もあり、2歳から音楽に触れる機会を持てる環境も増えています。

ただし、

  • 「ピアノを弾く=指を動かす」
  • 「楽譜を見る=目と脳を連動させる」

という動作は、まだ発達途中の小さなお子さんにとっては意外とハードルが高いことも。

なので、「ピアノは○歳から絶対に始めるべき!」という正解はなく、その子の発達や興味に合わせてスタートするのが一番です。

わが家の場合|3歳からスタートした娘のようす

うちの娘がピアノを始めたのは、3歳後半の幼稚園年少でした。

本人が音楽に合わせて踊るのが大好きだったので、「やってみる?」と聞いたところ「やりたい!」と即答。

とはいえ、始めてすぐは先生の言うことを聞かずにイスをグルグル回ったり、鍵盤よりも教室のぬいぐるみに夢中だったり…(笑)。

そうかと思えば、緊張したのか先生の問いかけに「はい」「いいえ」が言えなかったり。

でも1年経った今では、簡単な曲を自分で弾いて「できた〜!」と喜んでくれています。

関連記事はこちら▶3歳年少のピアノレッスン完全ガイド!1年間の成長記録と娘が実際に使用したおすすめ教本

うまくできない日は悔し泣きすることもありますが、それもまた成長のひとつ。

この1年を通して感じたのは、早く始めることよりも「音楽って楽しい!」と思えるかどうかが大切ということです。

早すぎると逆効果?子どもがピアノ嫌いにならないために

「早く始めるほど伸びる」

そんなイメージもありますが、実はスタートが早すぎてピアノ嫌いになってしまうケースもあります。

まだ体力や集中力が十分でない幼児期に、無理に椅子に座らせて練習させようとすると、

「ピアノ=しんどい」「楽しくない」

と感じてしまうことがあるんです。

ピアノを習い始めた頃の子どもにとっては、

  • 先生の話をちゃんと聞く
  • 楽譜を見る
  • 指を番号通りに動かす
  • リズムを合わせる

これらすべてが“難しいことの連続”。

だからこそ、「できた!」「楽しい!」という小さな成功体験を積み重ねることが、ピアノ好きになる一番の近道なんです。

早く始めることそのものが悪いわけではありません。

でも、子どもの性格や生活リズムに合わせて、「この子なら楽しめそう」と思える時期を見つけることの方がずっと大事。

音大やプロのピアニストを目指すなら何歳までに始めるべき?

もし将来、音楽の専門コースや音大を視野に入れている場合は、できれば4〜6歳までにスタートするのが理想的と言われています。

理由としては、

  • 小学校高学年〜中学生の間に高度な技術習得が必要
  • 音感やリズム感は幼児期が育ちやすい
  • コンクールや受験には長年の積み重ねが必要

などが挙げられます。

とはいえ、ピアノを習っているすべての子がプロを目指すわけではありませんし、大人になってから趣味で始めても楽しいのが音楽のいいところ。

娘の先生も、「小さいうちは、音楽を“好きになる”ことが一番の目的です」と話していました。

ちなみに娘の将来の夢は「幼稚園の先生」です。(去年は「プリキュアになる」と言っていました(笑))。

将来の可能性は広く考えつつ、まずは“今この瞬間を楽しむこと”を大切にしたいですね。

「うちの子にピアノが合っているか」見極めポイント

ピアノは、習い事の中でも“続ける力”が問われやすいジャンル。

だからこそ、年齢よりも「この子に合っているか」「楽しめそうか」を見てあげることが大切です。

スタート時期の見極めのポイントは、こんなところ。

  • イスに5分くらい座っていられる
  • 指を1本ずつ動かすことができる
  • 音やリズムに興味を持っている
  • 教室という場に抵抗がない

もちろん、どれか1つでも当てはまればOK。

完璧じゃなくて大丈夫です。

「今はまだ難しそう」と思っても、おうちで音楽に触れる時間を増やしたり、楽器のおもちゃで遊ぶだけでも立派な準備になりますよ。

関連記事はこちら▶子供にピアノを親が教えることは可能?ピアノ教室に通わないメリット・デメリット

まとめ|何歳からでも「音楽を楽しむ心」は育てられる

ピアノを始めるベストタイミングは、実は“子どもによって全然違う”もの。

3歳から楽しめる子もいれば、小学生になってから一気に伸びる子もいます。

大事なのは、「音楽って楽しい」「自分で弾けたらうれしい」そう思える気持ちを育ててあげること。

ピアノは、楽しみ方もゴールも人それぞれ。

焦らず、その子に合ったペースで“音楽のある暮らし”を一緒に楽しんでいきましょうね🎵

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