ピアノの習い事は親が大変?親の負担を軽らすための実践的アドバイス

子供がピアノを習い始めると、親としては送迎や練習の管理、時にはレッスンのサポートまでさまざまなことを担わなければならず、大変だと感じることも多いでしょう。

しかし、ピアノの習い事における親の負担を軽減する方法もあります。

この記事では、実際にピアノ教室に通う娘を持つ筆者が、ピアノの習い事で親が感じる負担を軽くするための実践的なアドバイスをご紹介します。

ピアノの習い事は親の負担が多い?

我が家は2人子どもがいるのですが、息子はサッカー、娘はピアノを習っています。

(息子は最初はピアノを習っていたのですが、半年で辞めてしまいました。

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息子のサッカーの習い事は月謝も安く、自宅練習の必要もなく、親の負担は練習の送迎のみ。

一方の娘のピアノ教室は月謝も高めだし、毎日練習させる必要があるし、送迎も必要です。

しかも発表会では親子連弾、楽譜の用意も親がする必要があり、とっても大変。

娘がピアノを習い始めてすぐの時は、

「ピアノ教室はほかの習い事に比べて親の負担が多い…!」

と感じていました。

しかし、なんとか親の負担を減らすことができないかな?と考えて実行した結果、上手く親の負担を減らすことに成功しました♪

ピアノは続けることで成果が出る習い事。

親子ともに無理なく楽しく続けるために、ぜひ下記の内容を意識して取り組んでみてくださいね♪

ピアノ練習のスケジュール管理を効率化しよう

ピアノの習い事は週に1回のレッスンだけでなく、練習も日々必要です。

忙しい日常の中で、毎日のピアノ練習をうまく調整することが大切です。

関連記事はこちら▶親子で楽しむピアノ練習!効果的な練習法と練習時間の管理術

親の負担を減らすためのアドバイス

時間帯を決めて練習

毎日決まった時間にピアノを練習することで、習慣化します。

例えば、毎晩寝る前の10分間をピアノの練習タイムにするなど。

「今日まだ練習してないよね?」

「いつ練習するの?」

という会話がなくなるだけでも、親の負担はずいぶんと減ります。

レッスン日はレッスンだけに集中

ピアノレッスンの日は、他の予定をなるべく入れず、ピアノ教室だけに集中できるようにしましょう。

ピアノ教室に送迎して、終わったら次は〇〇の習い事で…

と他にも用事があると、とっても大変です。

子どもが一人で練習できる環境を整える

ピアノの習い事は、親がサポートしながらの自宅練習も大切です。

一方で親の負担を減らすためには、子供が一人で集中できるような環境作りが求められます。

親の負担を減らすためのアドバイス

ピアノ教室から出された課題曲を分かりやすくマーク

ピアノ教本の課題曲に印やマークはつけていますか?

お子様が小さいうちは、どの曲が今週の宿題か分からなくなり、結果「ママー!」となりがちです。

宿題のページがパッと分かるように、宿題のページを付箋やクリップで留めておくとスムーズですよ。

練習場所の確保

静かで集中できる場所を、ピアノ練習場所として確保します。

お子様がピアノを弾いている横で兄弟姉妹がゲームをしていたら、どうしても集中力が削がれてしまいます。

周囲の騒音が気になる場合は時間帯を調整したり、集中しやすい環境にすることが重要です。

練習道具を整える

子供がピアノに対して興味を失わないように、楽しい道具や飾りを取り入れるのも一つの方法です。

例えば、カラフルな楽譜フォルダーや、子供が好きなキャラクターのピアノシールなどで、モチベーションを保ちましょう。

練習内容を簡単にして楽しさを大切に

ピアノの練習が「義務感」に変わると、子供のやる気も低下してしまいます。

練習内容をシンプルにし、楽しさを取り入れることが親の負担を軽減します。

親の負担を減らすためのアドバイス

簡単な曲から始める

初心者の子供には、難しい曲を一度に与えず、少しずつクリアできる曲を選びましょう。

達成感を味わうことで、次の練習も楽しみになります。

褒めて励ます

練習の成果を必ず褒め、進歩を実感できるようにしましょう。

ポジティブなフィードバックが、子供のやる気を引き出します。

レッスンのサポートを適切に行う

親が過度に関与しすぎると、子供の自立心を妨げることになります。

適切なタイミングでサポートを入れることが大切です。

親の負担を減らすためのアドバイス

レッスン後のフォロー

レッスンで習った内容を家で復習する際に親が少し手伝うのは良いですが、常に指示を出しすぎないように心掛けましょう。

子供が自分で解決する力を養うことが大切です。

見守る姿勢

子供が練習しているときは必要以上に口を出さず、見守りながらアドバイスをするようにしましょう。

過干渉にならないように心掛けることで、子供が自信を持ってピアノに向き合えます。

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ピアノ教室に親の付き添いはいつまで必要?先生の意見&付き添い卒業のタイミングを解説

ピアノレッスン以外のサポートを減らす

送迎や練習のサポートは大変ですが、過度にサポートすることが子どもの負担に繋がることもあります。

必要なサポートに絞ることが大切です。

親の負担を減らすためのアドバイス

練習時間を子供に任せる

親が手取り足取り教えるのではなく、子供に任せる時間を作りましょう。

小さな失敗も学びの一環です。

送迎をシンプルに

ピアノレッスンの送迎は余裕を持って計画的に行い、負担を減らします。

レッスン後に他の予定を入れずそのまま家に帰るなど、無駄な移動を減らす工夫をしてみましょう。

ママだけ負担してない?ピアノ練習は家族全員で支えよう

ピアノの習い事はママだけの負担でなく、パパも含めた家族全員で支える姿勢が大切です。

家族が協力してサポートすることで、親の負担が軽くなります。

親の負担を減らすためのアドバイス

家族で協力する

他の家族メンバーもサポートに参加して、練習を手伝ったり、送迎を代わりに行ったりすることを検討しましょう。

家庭内での協力が、親の負担を減らします。

家族全員で音楽を楽しむ

ピアノの練習だけでなく、音楽を楽しむことが大切です。

家族で音楽を共有することでピアノに対する興味も深まり、親のサポートも楽しめるものになります。

土日のピアノ練習はお披露目会にする

土日のどちらかをミニ発表会の日に固定して、毎週子どものコンサートを開くのもおすすめです。

「土日までに上手に弾けるようになって、パパに練習を聞いてもらう!」

と子どものやる気アップにも繋がります。

まとめ

ピアノの習い事は確かに親にとって大変な面もありますが、上手にスケジュールを管理し、練習を楽しさとともに進めることで、負担を軽減することができます。

親が過度に干渉するのではなく、子供の成長を見守りながらサポートすることが大切です。

家族全員で協力し、ピアノの習い事を楽しむことで、親の負担も少しずつ軽くなりますよ♪