こんにちは🎵
このブログ「ゆるピアノはじめました♬」では、趣味としてピアノを楽しんでいる私とピアノ教室歴1年と少しの娘の日常、そして音楽の楽しさを子育て目線でお届けしています。
「ピアノ教室には楽しそうに通ってるのに、家では全然練習しない…」
「ピアノの前に座っても、すぐ飽きてやめちゃう」
「声をかけたら『やらない!』って泣き出した…」
ピアノを習い始めたばかりの幼児の練習に悩む保護者の方はとても多いです。
でも安心してください。
これは決して「うちの子だけがダメ」なのではなく、幼児あるあるなんです。
この記事では、幼児がピアノを練習しない「よくある原因」と、今日からできる3つの具体的な対策をわかりやすく解説します。
目次
ピアノを練習しない幼児には、ちゃんと理由がある

まず大前提として、3〜6歳の子どもたちはまだ「自分から進んで練習する力」は発展途上です。
そのうえで、よくある原因はこの3つ。
① “弾けない”がストレスになっている
• 指が思い通りに動かない
• 音符を見てもすぐ忘れてしまう
• 頭でわかっていても手がついていかない
大人から見ると「簡単な練習曲」でも、子どもにとっては毎回新しいチャレンジ。
うまくいかないことで、ピアノ=しんどいものという印象がついてしまうことがあります。
② 気持ちの切り替えが難しい
• 「遊んでたのに急にピアノはイヤ!」
• 「ご飯のあとすぐは眠い…」
幼児は「今やっていること」に集中しているので、予定変更や切り替えが苦手です。
練習時間を決めていても、その時の気分やタイミング次第でうまくいかないことも。
③ ピアノ練習の“意味”がわからない
• 「なんで何度も同じ曲をやるの?」
• 「ピアノってなんでしなきゃいけないの?」
幼児にとって、努力=未来のためという考え方はまだ難しいです。
「今つまらないことを、未来のために我慢する」という感覚は、まだ育っていません。
ピアノ練習しない幼児への対策①:「できた!」を感じられる小さなゴールを作る

「練習しなきゃ」ではなく、まずは「できた!」「進んだ!」という達成感を得られるようにしましょう。
具体的には…
• 最初の1音だけ、手の形だけでもOK
• 曲の最後の1小節だけ、右手だけ、など短く区切る
• シールやハンコで「ここまでできた!」の可視化
「全部弾けるまでやって!」より、「ここだけできたら今日のミッションクリア!」の方がやる気につながります。
関連記事▶1日10分でOK!子どものイヤイヤが減る“短時間集中ピアノ練習”のコツ
幼児のピアノ練習ポイント:
• すぐ達成できる目標を用意して、成功体験を積ませる
• 上達そのものより「できたことが嬉しい」をたくさん感じさせる
ピアノ練習しない幼児への対策②:練習のタイミングと導入を見直す

「今やってることをやめてピアノ」ではなく、スムーズにピアノに向かえる流れをつくるのが大切です。
具体的には…
• ルーティン化する(例:おやつの後に3分だけピアノ)
• ピアノの前にお気に入りの曲を流して“気持ちを切り替える”
• おままごとの延長で「ママ先生役ごっこ」をするのも◎
また、朝の数分や、寝る前の「おやすみピアノ」などもおすすめ。
時間ではなく“タイミング”がカギです。
関連記事▶幼児のピアノ練習は朝・降園後・夜どれがベスト?時間帯別メリットと続けやすい工夫
幼児のピアノ練習ポイント:
• ピアノの練習を「切り替えのストレスなく始められる状態」にしてあげる
• 子どもの自然な流れの中に“ピアノタイム”を組み込む
ピアノ練習しない幼児への対策③:弾くこと以外でも“ピアノとの関わり”を増やす

子どもにとって「ピアノを弾くこと=練習」だけではありません。
もっと気軽に、“ピアノと仲良くなる”方法を取り入れてみましょう。
具体的には…
• おうちでピアノの曲を流して「この音知ってる?」とクイズに
• 鍵盤を触るだけ、1音で遊ぶだけの日があってもOK
• リズム打ちや音の真似っこなど、体で音を感じる遊びにする
大人から見ると「それって練習じゃない」と思うかもしれませんが、
ピアノに触れる=楽しい・好きという気持ちを育てることが、将来の自発的な練習につながっていきます。
関連記事▶ピアノ練習が“遊び時間”に変わる!幼児におすすめの練習アイディア5選
幼児のピアノ練習ポイント:
• 「練習してない」ではなく、「音楽と触れ合ってる」と考えてみる
• ピアノを“義務”ではなく“遊びの一部”にする工夫を
【VS 娘】わが家の失敗&成功エピソード

わが家でも、娘が3歳でピアノを始めた頃は…
「練習して!」
「ちゃんと先生に見せるんでしょ?」
と毎日ガミガミ言ってしまい、娘は泣くばかりで一向に練習が進まず。
でもある日、「今日は○の音だけ探してみようか」とゲーム感覚にしたら、ニコニコでピアノに向かったんです。
そこからは、“やらせる”から“遊ぶ”への転換を意識しました。
今では「見ててね〜」と自分から鍵盤に向かう日も増えてきました。
練習って、“続けさせる”より“好きにさせる”方が大事なんだなと実感しています。
関連記事▶音符が読めない子どもでも楽しめた!ピアノ教材おすすめ7選【幼児・初心者向け】
まとめ|「幼児がピアノを練習しない」のは普通。焦らなくて大丈夫!

• 幼児が練習しないのは「よくあること」で、ちゃんと理由があります
• 無理にやらせるより、「できた」「たのしい」「またやりたい」を増やすのが先
• 小さなゴール・タイミングの工夫・ピアノとの関わりを意識して
• “練習”のイメージを大人がやわらかくしてあげることがカギ!
焦らなくて大丈夫。
今は「ピアノを好きになる土台づくり」の時間です。
その土台ができれば、自然と「自分で練習する日」がやってきます。
今日できることから、ひとつずつ始めてみましょう🎵
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