こんにちは🎵
こちらのブログ「ゆるピアノはじめました♬」では、子育てをしながら趣味としてピアノを楽しんでいる私と、ピアノ教室に通う娘の日常を交えつつ、音楽のある暮らしを発信しています。
子どもにピアノを習わせると「集中力が上がる」とよく耳にしますよね。
でも、実際のところ本当に効果があるのか、気になる方も多いと思います。
私自身、子どもの頃に3年間ピアノを習った経験があり、今は5歳の娘がピアノ歴1年半。
息子も一時期一緒に習っていました。
その体験から、ピアノと集中力の関係について、実感を込めてお伝えしたいと思います。
目次
ピアノを習うと集中力はなぜ上がるのか?

ピアノを習うと集中力がつく、と言われるのにはきちんとした理由があります。
脳の働きをフル活用するから
ピアノは両手で別々の動きをする楽器。
右手と左手で違うリズムやメロディを同時に弾くのは、脳にとても良い刺激になります。
さらに楽譜を見て、次の音を考えて、手を動かす。
この複数の作業を同時に行うことで、自然と集中力が鍛えられます。
音と動きの因果関係を考えるから
「なぜこの音が出ないのか?」「どの指で弾けばきれいに響くのか?」など、ピアノの練習は考えることの連続です。
試行錯誤を繰り返すうちに、「今ここに集中する力」が伸びていきます。
成果が“積み重なる”体験になるから
遊びと違って、ピアノは練習しないと演奏できません。
昨日より今日、今日より明日と少しずつ弾けるようになる過程が、「集中して続けると成果が出る」という成功体験になり、集中力の持続へとつながります。
わが家の体験談:ピアノで娘の集中力が伸びた実感

娘は3歳の年少さんからピアノ教室に通い始めました。
当時はまだ小さく、レッスンの途中で落ち着かなくなることもしばしば。
練習も数分で「もうやめたい」となる日が多かったです。
それが1年半経った今では、毎日10分ほどの練習が自然に習慣化。
難しい曲に挑戦しても途中で投げ出さず、最後まで「どうやったら弾けるかな?」と考えて取り組むようになりました。
上手に弾けないときには、
- どの指が動きにくいのか
- どういう指の使い方をすればうまくいくのか
- 今弾いている音の次はどの音か
と、一つひとつ丁寧に考える姿が見られるようになり、「あ、集中力ってこうやって伸びるんだ」と実感しました。
子どもにピアノを習わせるメリットは集中力だけじゃない

忍耐力や根気が育つ
「できるようになるまで練習する」という経験は、根気を育てます。
すぐに弾けるようにならなくても、毎日の積み重ねで上達することを子ども自身が体感できます。
自己表現の幅が広がる
言葉で伝えられない気持ちを音で表現できるのもピアノの魅力。
音楽を通じて自分を表す力が育ち、感性も豊かになります。
学習面にもプラス
「ピアノを習っている子は勉強もできる」というのはよく聞く話。
実際に、楽譜を読みながら両手を動かすことでワーキングメモリが鍛えられ、学習に必要な集中力や記憶力にも良い影響を与えると考えられています。
▶子供にピアノを習わせるメリットとは?音楽スキルだけでなく学習能力もアップ
では、子どもが集中できないときはどうする?

もちろん、最初から集中力が高まるわけではありません。
ピアノ練習の中で「飽きちゃった」「もうやめたい」というのは自然なこと。
練習は短く区切る
幼児期は長時間の集中が難しいので、5〜10分程度で区切るのがおすすめ。
「今日はこのフレーズだけ」と目標を小さく設定すると続けやすくなります。
▶1日10分でOK!子どものイヤイヤが減る“短時間集中ピアノ練習”のコツ
達成感を味わわせる
「昨日より上手に弾けたね」「ここまで弾けるようになったね」と成果を見える化してあげると、子どもは嬉しくなってまた頑張れます。
親も一緒に楽しむ
私自身も娘と一緒にピアノを弾くことがあります。
親子で音楽を楽しむ時間は、子どもにとって「練習=楽しい時間」につながり、集中して取り組むきっかけになります。
よくある質問(FAQ)

Q1: ピアノは何歳から始めるのが良いですか?
A: 3〜5歳で始める子が多いですが、必ずしも早ければいいというわけではありません。
小学生からでも十分に上達します。
大切なのは「音楽が好き」「やってみたい」という気持ちです。
▶ピアノ教室は何歳から通うのがベスト?年齢別のメリット・デメリットを解説
Q2: 集中力がない子でも続けられますか?
A: 最初は集中できなくても大丈夫です。
ピアノの練習自体が集中力を育てるトレーニングになります。
短時間の練習から始めて徐々に慣れていきましょう。
Q3: 子どもがすぐに辞めたがる場合はどうしたらいい?
A: 無理に続けさせるより「音楽を楽しむ」ことを優先しましょう。
私の息子はピアノを半年で辞めましたが、今はドラムを楽しんでいます。
ピアノが合わなくても、音楽との関わり方はさまざまです。
まとめ

ピアノは「集中力をつけたいから習わせる」ものではなく、音楽を楽しむ中で自然と集中力が育つ習いごとです。
わが家の娘も、最初は集中できなかったのに、1年半経った今では毎日の練習を続けられるようになりました。
その姿を見て、ピアノが子どもの成長に大きく関わっていることを実感しています。
「集中力が上がるのはなぜ?」と気になっている保護者の方には、ぜひ一度ピアノを体験してみることをおすすめします。
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