ピアノ教本は何冊使うのが正解?子ども・大人別のおすすめ冊数と活用法

  • 「ピアノの教本、何冊使えばいいの?」
  • 「1冊ずつ終わらせる?同時並行?」

そんな疑問を持つ方に向けて、今回は子どもと大人、それぞれに合った教本の冊数や活用法をわかりやすくご紹介します。

結論:ピアノ教本は「2〜3冊」並行が基本!

ピアノ教本は、1冊に絞るより、2〜3冊を目的別に並行して進めるのが理想的です。

理由は以下の通りです:

  • 1冊では網羅しきれない学習内容がある
  • 違う角度から学ぶことで理解が深まる
  • 飽きにくく、練習に変化が出る

ただし、年齢や目的によっておすすめの冊数や使い方は異なります。

以下で詳しく見ていきましょう。

【子ども向けピアノ教本数】おすすめは「3冊」使い分け

基本の3冊セット例

  1. メイン教本(導入用)
     例:バーナム、ぴあのどりーむ、オルガン・ピアノの本など
     →楽譜の読み方や基礎テクニックを学ぶ柱になる本。
  2. リズム・ソルフェージュ系
     例:リズムとソルフェージュ、うたとリズムのほん
     →リズム感、音感を育てる。
  3. 曲集(ごほうび曲・楽しむ用)
     例:こどものポピュラーピアノ、ジブリやアニメのやさしい曲集
     →モチベーションアップ!練習の「ごほうび」になる。

年齢やレベルによって調整を

未就学児やピアノを始めたばかりの小さなお子さんには、2冊スタートでもOK。

教本に慣れてきたら徐々に増やしましょう。

教本の進め方のコツ

  • 1冊を完璧に終わらせる必要はない
  • 教本によって進みやすさが違うので、子どもの理解度に合わせて柔軟に
  • 飽きやすい子には、曲集で「弾けた喜び」を感じさせるのが効果的

【大人向けピアノ教本数】おすすめは「2冊+α」

基本の2冊セット例

  1. テクニック系 or 総合教本
     例:バイエル、トンプソン、ピアノランド、ぴあののアトリエ など
     →指の使い方、譜読み、音楽の基礎を学べる。
  2. 好きな曲集・ジャンル本
     例:やさしいクラシック、ポップス、映画音楽など
     →趣味として続けやすい!練習のやる気を保つ。

プラスαでおすすめ

  • コード奏法の教本(ポップスを弾きたい人向け)
  • 大人のバーナム(指の独立や脱力を学びたい人向け)
  • YouTube連動型の本(視覚・聴覚で理解しやすい)

大人の教本活用のポイント

  • 自分の「やりたいこと」に合う本を選ぶのが継続のカギ
  • 難しいと感じたら、飛ばす・戻るのもアリ
  • 並行して使うことで飽きずに続けられる

教本が増えすぎて困ったときの対処法

「気づいたら教本が5冊以上に…」なんてケースもありがち。

そんなときは以下の3ステップで整理しましょう:

  1. 目的を確認する(基礎?楽しみ?テクニック?)
  2. レベルに合っていない本は一時中断または卒業
  3. 今必要な2〜3冊をメインに据えて他は休憩

ムリに全部を同時にやらなくてOK!

「また弾きたくなったら再開しよう」くらいの気持ちで大丈夫です。

まとめ:教本は少なすぎず、多すぎず。目的に合わせて楽しく選ぼう!

  • 子どもは3冊を基本に、年齢や集中力に合わせて調整
  • 大人は2冊+αで、自分の興味や目的に合わせて選択
  • 教本は「使いこなすこと」が大切!冊数にこだわりすぎず、楽しく続けられる工夫を

お気に入りの教本と一緒に、ピアノライフをもっと楽しんでくださいね🎵