こんにちは🎵
このブログ「ゆるピアノはじめました♬」では、娘のピアノ教室をきっかけに、私自身も趣味としてピアノを再開し、親子で“ゆるっと”音楽を楽しんでいる日常をつづっています。
「セコンドって地味なのに、なんでこんなに難しいの?」
連弾を始めたばかりの方や、初めてセコンドを担当することになった方から、よく聞こえてくる声。
それが「セコンド、思ってたより難しい…」というものです。
- 「プリモの方が目立つしミスったらバレるし、難しそう」
- 「セコンドって要するに伴奏で和音弾くだけでいいから、なんだか楽そう」
そんなイメージを持っていた私も、実際に親子連弾でセコンドを弾くことになってから、その認識がガラッと変わりました。
この記事では、「連弾のセコンドが難しい」と感じている方に向けて、なぜセコンドが難しいのか、どんな練習方法が効果的なのか、そして実体験から得たヒントを交えながら、やさしく丁寧に解説していきます。
目次
連弾のセコンドとは?プリモとの違い

プリモとセコンドの役割の違い
連弾とは、1台のピアノを2人で弾くスタイルのこと。
上の鍵盤側(右側)を弾く人を「プリモ」、下の鍵盤側(左側)を弾く人を「セコンド」と呼びます。
プリモは主にメロディーを担当し、曲の主役のような存在。
一方でセコンドは、和音やリズムの土台を支える伴奏的なパートを担います。
セコンドが難しいと感じる理由
- 拍感・リズム感が求められる:テンポをキープする役割があり、ミスが目立ちやすい
- 音域が広く、手の移動が多い:オクターブの跳躍や低音の和音が多く、手が疲れやすい
- メロディがないから入りづらい:途中でミスしても、どこから弾き直せばよいか分かりにくい
一見地味に見えるセコンドですが、実は高度なアンサンブル力が求められる、責任重大なパートなのです。
関連記事▶ピアノの連弾はどっちが難しい?プリモとセコンドの違いと難易度・選び方を解説
私が実際にセコンドを弾いて感じたこと

親子連弾での体験談
娘(当時4歳)の初めての発表会で、親子連弾をすることになりました。
娘がプリモ、私がセコンド。
曲は比較的シンプルなディズニーのアレンジだったものの、いざ合わせてみると大苦戦…!
特に困ったのは、途中で間違えた時に、どこから入っていいか分からないということ。
娘はメロディをスラスラ弾いているのに、私は入るタイミングを見失って立ち往生…。
セコンドはメロディがないため、「耳で合わせる」感覚を養わないといけないのだと痛感しました。
対処法:メロディを口ずさむ
そこで私がやったのは、「プリモのメロディを覚えて、口ずさみながら練習する」こと。
最初は自分の譜面に集中していて気づかなかったのですが、プリモのメロディラインを頭に入れておくと、迷子になったときに戻りやすくなりました。
セコンドは“影の指揮者”のような役割もあるんだなと、改めて感じました。
関連記事▶ピアノ発表会の親子連弾で親のレベルはどのくらい必要?レベル別おすすめ曲と練習のコツ
連弾でセコンドを上手に弾くための練習法

1. プリモの譜面もチェックしよう
相手がどこで何を弾いているのかを把握しておくと、合わせやすくなります。
プリモの譜読みを一緒にやってみるのもおすすめです。
2. メトロノームを使って、リズムを正確に
テンポを安定させるためには、メトロノーム練習が効果的です。
特にセコンドはリズムキープが重要なので、一定のテンポで弾けることが大前提です。
3. 片手ずつ、ゆっくり練習
セコンドは左手の重音や和音が多く、片手だけでも難易度が高い場合があります。
いきなり両手で合わせず、片手ずつ丁寧に練習しましょう。
4. 連弾は“会話”のように
一緒に弾く相手の音をよく聴くことも大切です。
プリモとセコンドは、お互いに寄り添って弾く“音の会話”だと思うと、自然にタイミングが合ってきます。
連弾をもっと楽しむために|セコンドの心構え

セコンドは「縁の下の力持ち」
プリモが花形である一方で、セコンドがしっかり支えることで曲全体の魅力が引き立ちます。
派手さはないかもしれませんが、その奥深さこそがセコンドの醍醐味です。
難しいからこそ、やりがいがある
セコンドがうまく弾けるようになると、自信にもつながります。
そして何より、「二人で音楽をつくる」という連弾の楽しさを、何倍にも感じられるようになります。
まとめ

「セコンドって思ってたより難しい」
と感じるのは、あなただけではありません。
私自身も、親子連弾でセコンドを担当して初めて、その難しさとやりがいを実感しました。
でも、メロディを覚えたりプリモの譜面をチェックしたり、リズム練習をしたりと、工夫次第でどんどん弾きやすくなっていきます。
セコンドは“縁の下の力持ち”として、連弾全体の完成度を大きく左右する大切な存在。
難しいからこそ、できた時の達成感はひとしおです。
ぜひあなたも、セコンドパートを楽しみながら挑戦してみてくださいね。
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