ヤマハぷりんと楽譜の評判は?実際に使って感じたメリット・デメリット

ヤマハが提供する「ヤマハぷりんと楽譜」は、インターネット上で楽譜を購入し、自宅のプリンターや全国のコンビニで印刷できるサービスです。

ピアノを練習している人にとって、欲しい楽譜をすぐに手に入れられるのは魅力的ですが、実際に使ってみるとどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

今回は、ヤマハぷりんと楽譜を利用して感じたメリット・デメリットをまとめました。

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ヤマハぷりんと楽譜とは?

「ヤマハぷりんと楽譜」は、ヤマハが提供するオンライン楽譜販売サービスです。

ピアノをはじめとするさまざまな楽器の楽譜を、1曲単位で購入・ダウンロードできるのが特徴です。

クラシックから最新のJ-POP、アニメソングまで幅広いジャンルを取り揃えており、初心者向けの簡単アレンジから上級者向けの楽譜までラインナップが豊富です。

購入した楽譜は自宅のプリンターで印刷できるほか、対応している楽譜ビューワーを使えばスマホやタブレットで閲覧することも可能です。

すぐに楽譜が手に入るので、「今すぐ弾きたい!」というときに便利なサービスです。

ヤマハぷりんと楽譜は2通りの使い方が可能

ヤマハぷりんと楽譜は、用途に応じて「1曲単位でダウンロード購入」と「アプリで楽譜見放題プラン」の2つの方法で利用できます。

好きな曲を1曲単位で購入・ダウンロードできる

欲しい楽譜を1曲ごとに購入し、すぐにダウンロード・印刷できるのがこの方法です。

特定の曲を弾きたいときにピッタリで、スマホやタブレットでも閲覧できます。

楽譜の種類も豊富で、初級・中級・上級など自分のレベルに合ったアレンジを選べるのが魅力です。

▼楽譜検索はこちら

欲しい楽譜を1曲から簡単購入!ヤマハ「ぷりんと楽譜」

たとえば、「エリーゼのために」という曲をピアノで弾きたい場合。

原曲の難易度としては初級~中級程度ですが、「ドレミふりがな付き&指番号付きの初級アレンジ」から、「中級~上級対応のジャズアレンジ」など、その種類は約80種類。

楽譜を探すのだけでも楽しくなりますね♪

アプリで楽譜見放題プラン

月額制の「楽譜見放題プラン」に加入すると、対応する楽譜が好きなだけ閲覧できます。

スマホやタブレットで手軽に使え、いろいろな曲を試しながら弾きたい人や、たくさんの楽譜をチェックしたい人におすすめ。

プリントアウトはできませんが、気軽に楽譜を見ながら演奏できるのがメリットです。

▼定額プラン詳細はこちら

ぷりんと楽譜の定額プラン「アプリで楽譜見放題」

それではさっそく、ヤマハぷりんと楽譜のメリット・デメリットを記載します♪

ヤマハぷりんと楽譜のメリット

欲しい楽譜がすぐに手に入る

ヤマハぷりんと楽譜は楽譜データ(PDF)をオンラインで購入できるため、楽譜店に行かなくてもすぐに手に入ります。

特に「この曲を今すぐ弾きたい!」と思ったときに便利です。

もし自宅にプリンターがある場合は、楽譜を購入・ダウンロードしたらすぐに自宅で印刷できるので、24時間いつでも楽譜が手に入ります。

1曲単位で楽譜を購入できる

楽譜集を買うと「弾きたい曲は1曲だけなのに…」ということがありますが、ぷりんと楽譜なら1曲単位で購入できるので、無駄がありません。

ダウンロード形式なのでもちろん送料もかかりませんし、かかる金額としては楽譜購入費用(300円~500円程度)と印刷代のみ。

1曲だけ欲しい場合には、かなりコスパ良く購入可能です。

ピアノ以外の楽譜も豊富

ヤマハぷりんと楽譜ではピアノ楽譜だけでなく、ギターや管楽器などさまざまな楽器の楽譜が揃っています。

主な対応楽器は、

  • ピアノ
  • ギター
  • エレクトーン
  • ウクレレ
  • 合唱
  • 管楽器・弦楽器

などなど♪(ほかにもあります。)

アンサンブルやバンド演奏をする人にも役立ちますね。

アレンジのバリエーションが多い

同じ曲でも初心者向けの簡単アレンジから上級者向けまで、複数のバージョンが用意されています。

自分のレベルに合った楽譜を選べるのは大きな魅力です。

私が初めてヤマハぷりんと楽譜を利用したのは、娘の初めてのピアノ発表会の楽譜を購入した時でした。

楽譜屋さんでパラパラと見た限り、ピアノ経験1年の4歳が弾ける曲を探すのは難しかったのですが、ヤマハぷりんと楽譜では初心者向けの楽譜がたくさん!

「初級」の下に「入門」というカテゴリがあるので、初心者用の楽譜を探しやすかったです♪

楽譜の試し読みができる

購入前に楽譜の一部を試し読みできるため、「思っていたのと違う…」という失敗を防げます。

  • 楽譜の難易度
  • 音名カナの有無
  • 指番号の有無

などを確認した上で購入できるのは、大きなメリットですね♪

ヤマハぷりんと楽譜のデメリット

印刷環境が必要

ぷりんと楽譜はオンライン販売です。

そのため購入後に自分で印刷する必要があり、自宅に印刷環境が無い方にとっては少し手間がかかります。

もしプリンターを持っていない場合は、全国のコンビニのマルチコピー機で楽譜を購入でき、

  • セブンイレブン
  • ローソン
  • ファミリーマート
  • ミニストップ
  • デイリーヤマザキ
  • セイコーマート
  • ポプラ

上記のコンビニでプリントアウトが可能です。

各コンビニでの購入手順の確認方法はこちら▼

【ヤマハぷりんと楽譜】コンビニのコピー機で楽譜を購入する方法

紙の質が市販の楽譜より劣る

普通のコピー用紙に印刷すると市販の楽譜に比べて紙質が劣るため、めくりにくかったり、耐久性が低かったりします。

ファイルを用意したり、百円ショップなどで厚手の紙を用意して、製本するのもひとつの方法です。

▼おすすめ楽譜ファイルはこちら


購入後の再ダウンロードができない

一度購入してダウンロードすると、その後再ダウンロードはできません。

万が一データを紛失した場合、再購入が必要になりますので気を付けましょう。

価格がやや高め

1曲単位で購入できるのはメリットですが、楽譜集をまとめて買うよりも割高になりがちです。

もし頻繁に利用する場合は、コストが気になるかもしれませんね。

コスパ重視の方向けに、「閲覧数無制限」と「月5点」の2プランが用意されており、約5万点の対象楽譜の中からお好きな楽譜をスマートフォン、タブレットで閲覧できます。

欲しい楽譜の数に合わせてコスパの良いプランで購入してみてくださいね。

一部の楽譜は取り扱いがない

ぷりんと楽譜は多くの楽曲をカバーしていますが、すべての楽譜が揃っているわけではありません。

特にマイナーな曲やクラシックの原典版などは見つからないこともあります。

まとめ

ヤマハぷりんと楽譜は、

「すぐに楽譜が欲しい」

「1曲だけ購入したい」

「欲しいだけ楽譜をダウンロードしたい」

という人にとって非常に便利なサービスです。

特に、初心者向けのアレンジや人気曲が豊富に揃っている点が魅力的です。

ただし、印刷環境が必要だったり、価格が割高だったりする点は注意が必要です。

自分のピアノライフに合った使い方を見つけて、活用してみてください。

▼ヤマハぷりんと楽譜公式ホームページはこちら

ヤマハ「ぷりんと楽譜」