幼児のピアノ練習は朝・降園後・夜どれがベスト?時間帯別メリットと続けやすい工夫

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「ゆるピアノはじめました♬」では、娘と一緒にピアノを楽しんでいる私が、親子で音楽と向き合う日々を、子育て目線でゆるっと綴っています。

ピアノ教室歴1年ちょっとの娘とのレッスンエピソードや、趣味として再開した私自身のピアノライフもお届け中です。

「子どものピアノ練習、何時ごろするのが一番効果的だろう?」

ピアノを習い始めてしばらく経つと、練習の時間帯について悩む親が多いのではないでしょうか?

朝、帰宅後、夜……

それぞれにメリットとデメリットがあり、どの時間帯を選ぶかが鍵となります。

実際にどの時間帯がベストかは、家庭の生活リズムや子どもの性格に大きく関わるため、必ずしも「これが最適!」とは言い切れません。

しかし、我が家の実体験を元に、各時間帯のメリット・デメリットを具体的にご紹介しますので、参考にしてみてください。

朝のピアノ練習の特徴とメリット・デメリット

体験談:我が家は朝の登園前に10分練習してます

私たちの家では、朝の登園前にピアノ練習を10分行っています。

色々試した結果、朝の時間帯にピアノ練習をすることが我が家の生活リズムを考えると一番ピッタリでした。

初めは、「朝からピアノ練習?うまくいくかな?」と心配していましたが、実際にはかなりスムーズに進んでいます。

朝の練習のメリットとして最も感じているのが、「その日の予定に左右されない」という点です。

以前は幼稚園から帰宅した後に練習していた時期があったのですが、曜日によってほかの習い事があったり通院の予定があったりと、毎日時間帯を固定することが難しかったです。

しかし、朝の時間帯で練習時間を固定することで「毎日同じ時間にピアノを練習する」という習慣づくりが出来ました。

また、私にとってのメリットもあります。

それは、登園準備がスムーズに進むこと。

朝出発までの時間を遊ぶ時間にしてしまった場合、いざ登園時間になったときに

  • 「まだゲームしたい!」
  • 「まだおもちゃで遊びたい!」

とひと悶着あったのですが、この時間をピアノ練習にすることで、子どもがそこまでピアノに強い熱意を持っていないため(笑)、あっさりと切り上げて登園の準備を進めることができました。

これが良くも悪くも非常に助かっています。

朝の時間帯にピアノ練習をするメリット

ルーティン化しやすい

朝は家の中が比較的落ち着いている時間帯。

朝の支度(ご飯・お着替えなど)が終わったらピアノというルーチンに組み込むと、習慣化しやすいです。

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脳の活性化

朝は脳がリフレッシュされていて、集中力が高くなっています。

まだ眠たくないので、1日のスタートにピアノを使うことで、集中して取り組みやすくなります。

生活リズムの安定

朝の練習を習慣化すれば、日中のリズムが整いやすく、夜の寝かしつけがスムーズになります。

朝の時間帯にピアノ練習をするデメリット

朝の支度が忙しい家庭には不向き

もし朝がバタバタしている家庭であれば、10分の練習も難しく感じるかもしれません。

余裕を持って時間を確保できるかがカギです。

急いで終わらせてしまうことがある

朝の時間に余裕がないと、練習が中途半端に終わってしまうこともあります。

降園後(幼稚園・保育園帰り)のピアノ練習の特徴とメリット・デメリット

体験談:ピアノを習い始めの時期は降園後に練習していました

現在、朝の時間帯に練習することで落ち着いた我が家ですが、ピアノを習い始めてすぐの時期は降園後に練習していました。

というのも、ピアノ習い始めの時期は息子と娘の2人で通っていたので、朝の10分では足りなかったのです。

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習い始めてすぐだったこともあってか子どもたちのやる気があったため、しっかり時間が取れる降園後の時間帯に練習していました。

降園後の時間帯にピアノ練習をするメリット

気持ちの切り替えにちょうどいい

園から帰ったあとにピアノに取り組むことで、“おうちモード”に気持ちをスムーズに切り替えられます。

遊びと勉強の中間のような感覚で、リズムよく生活が進むことも。

毎日のルーティンにしやすい

夕方は比較的時間を確保しやすく、習慣づけがしやすいタイミングです。

「帰ったらピアノ」という流れが定着すれば、声かけなしでも自発的に始められるようになることもあります。

降園後の時間帯にピアノ練習をするデメリット

疲れていて集中力が続かない

園で1日中活動したあとは、子どもは心も体もクタクタ。

ピアノに向かっても、集中できずにグズグズすることが多くなります。

お腹がすいて機嫌が悪くなりやすい

ちょうど夕方はお腹がすいてくる時間帯なので、練習どころではなくなることも。

イライラしたまま取り組むと、ピアノ自体が“嫌なもの”になってしまう可能性があります。

親子ともに忙しく、イライラしやすい

夕方は夕飯の準備やお風呂など、やることが盛りだくさん。

「早くして!」とつい焦って声を荒げてしまい、練習が親子バトルの火種になることもあります。

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夜の練習(就寝前)のピアノ練習の特徴とメリット・デメリット

体験談:降園後に練習できない日は夜に練習していました

降園後に予定があって練習できなかった日は、必然的にピアノを弾く時間が夜になっていました。

夜はちょうどパパが帰宅している時間なので、「お父さん聞いて!」と子どもが張り切る姿が見られることも。

普段と違う雰囲気に、子ども自身も新鮮な気持ちで練習に取り組めることがあります。

ただし、やっぱり1日の疲れが出てくる時間でもあり、眠たさや気分の波でぐずってしまうことも多め。

“できるときに楽しくやる”くらいの気持ちで、無理せず調整していました。

夜の時間帯にピアノ練習をするメリット

家族がそろっていて聞いてもらいやすい

夜はお父さんや兄弟など、家族みんながそろいやすい時間帯。

「聞いてもらえる嬉しさ」で子どもがやる気になることがあります。

一日の締めくくりとして気持ちを整えられる

静かな夜にピアノの音が響くと、自然と心が落ち着くという子も。

気持ちをリセットして、穏やかに眠りにつきやすくなることがあります。

時間に余裕があり、ゆったり取り組める

夕飯やお風呂などが終わったあとなら、バタバタせずにピアノに向かえます。

「今ならできるよ」と自分で選んで始めることで、自主性も育まれます。

夜の時間帯にピアノ練習をするデメリット

疲れていて集中力がもたない

1日の終わりは心も体もくたくたで、ピアノに集中するのが難しくなります。

うまく弾けずイライラして、練習が逆効果になることも。

就寝リズムが乱れやすい

練習が遅くまでずれ込むと、寝る時間が遅くなってしまう原因になります。

睡眠不足は翌日の園生活にも影響が出てしまいます。

近所への音の配慮が必要

夜は静かな時間帯なので、ピアノの音が外に響きやすくなります。

防音対策や電子ピアノの音量調整が必要になることもあります。

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どの時間帯でも共通して大切な「続けるコツ」

どの時間帯を選んでも、大切なのは毎日続けること。

そこで、我が家で実践している「幼児がピアノ練習を続けやすいコツ」をいくつかご紹介します。

時間を決めてルーティン化する

ピアノをやる時間を決めておくと、毎日同じ時間に練習をする習慣がつきます。

練習時間は短くてもOK!

幼児の場合、長時間の練習は集中力を欠いてしまいます。

10分の練習でもOK!

短時間でも毎日触れることが大事です。

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できたことをしっかり褒める

少しでも上達したことを親が褒めることで、子どもは次も頑張ろうと思います。

「できた!」という実感を大切にしましょう。

無理せず、お休みの日を設ける

練習がうまくいかない日や疲れている日には、無理せずお休みを。

完璧を目指すのではなく、楽しく続けることが一番大切です。

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まとめ

ピアノ練習に最適な時間帯は、家庭のライフスタイルや子どもの性格に大きく左右されます。

朝・降園後・夜、それぞれにメリット・デメリットがありますが、どの時間帯を選んでも大切なのは「毎日続けること」です。

我が家の場合は、朝の登園前に10分の練習をしていることで、スムーズに登園できるなどのメリットがあります。

皆さんのご家庭でも、子どもと一緒に最適な時間帯を見つけ、楽しくピアノを続けていけるよう工夫していきましょう!

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