こんにちは🎵
このブログ「ゆるピアノはじめました♬」では、娘と一緒にピアノを楽しんでいる私が、日々の練習の様子や音楽のある暮らしの魅力を、子育て目線でお届けしています。
「周りの子はみんな習い事をいくつもしているのに、うちはピアノだけでいいのかな?」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
私も実際、娘の習い事について悩んだ時期がありました。
今回は、
「子どもの習い事、ピアノだけで大丈夫?」
というテーマで、我が家の体験談を交えながら、無理なく楽しく子どもの成長をサポートするためのヒントをお届けします。
目次
習い事はいくつするのが普通?現代の子ども事情

周りの子は何をしている?
最近では、幼稚園児でも習い事を2〜3個掛け持ちしているのが当たり前のようになっていますよね。
私の娘(現在4歳)の幼稚園のお友達を見ても、英語、スイミング、ダンス、体操、ピアノ……と、とにかくバラエティ豊か。
兄(6歳)の小学校のクラスでも、プログラミングや将棋教室、サッカー、野球、公文など、放課後は習い事で予定がぎっしりの子も多いようです。
「うちも何かもう1つ始めた方がいいのかな?」
と思うこと、きっと誰にでもあるはずです。
我が家の体験談:ピアノ+ダンスにチャレンジしたけど…?
そんな思いから「娘にもピアノ以外の習い事を」と考え、年中の春にダンスを始めさせてみました。
娘はお友達が通っているチアダンスの教室に憧れており、ポンポンを自作したりY字バランスを家で練習していたり、「ダンスしたい!」と言っていたのです。
でも、楽しそうに通っていたのは最初の数回だけ。
あっという間に「行きたくない」「疲れた」と言い出し、結局2ヶ月もたたないうちに辞めることに。
娘にとっては、ピアノとダンスの両立はちょっと多すぎたようです。
その時、「じゃあピアノはがんばろうね」と娘と約束したことで、逆にピアノへのモチベーションが少し上がったようにも感じました。
子どもの習い事がピアノだけって、どうなの?メリット・デメリットを解説

メリット1:ひとつに集中できる
ピアノは上達するまでに時間がかかる習い事。
だからこそ、他の習い事に気を取られすぎず、1つに集中できるのは大きなメリットです。
特に未就学児の場合は、複数のスケジュールをこなすだけでも一苦労ですし、練習の習慣が定着する前に疲れてしまうことも。
メリット2:表現力・集中力・音感がバランスよく育つ
ピアノは”音楽の総合力”が身につく習い事。
右手・左手を別々に動かす協調性や、指先の細かな動き、楽譜を読む力、音を聴く力……
いろいろな要素が組み合わさっています。
ピアノひとつでも、十分に多くの力が育つと感じています。
メリット3:月謝など習い事にかかる費用を節約できる
習い事をいくつも掛け持ちするとなると、やっぱり気になるのが「お金」のことですよね。
ピアノ教室だけでも月謝やテキスト代、発表会費用など、それなりに費用がかかります。
これに加えて水泳や英語、ダンスなどをプラスすると、毎月の出費はどんどんふくらんでいきます。
習い事が1つだけだと、その分ピアノに必要な道具や発表会の衣装にちょっとこだわることもできますし、家族でレッスンを応援する心の余裕も生まれやすいんですよね。
家庭の状況や方針にもよりますが、「ピアノだけ」という選択は、決して消極的なものではなく、子どもにも家族にも優しい前向きな選択のひとつだと思っています。
デメリット1:身体を使う習い事が不足しがち
一方で、ピアノはどうしても室内でじっと座って行う活動。
運動系の習い事と違って、身体を大きく動かす機会は限られます。
特にエネルギーが有り余っている子や、体幹や運動能力を伸ばしたいという場合は、スイミングや体操など、身体を使う習い事と併用するのもおすすめです。
デメリット2:社会性が育ちにくい?
ピアノは個人レッスンが主流なので、集団での関わりが少ないという面もあります。
お友達とのやりとりや、ルールを守る力などを伸ばしたい時には、集団で活動する習い事(例えばサッカーやダンス)も選択肢に入れてもいいかもしれません。
ピアノと相性の良い習い事って?

- 「やっぱりピアノだけだと心配だから、もうひとつ何か習わせたい」
- 「他の習い事にも挑戦させてあげたい」
という方に、ピアノ教室と相性の良い習い事をご紹介します🎵
ピアノ+スイミング
スイミングは全身運動で体力作りにぴったり。
曜日が固定されていて、ピアノの練習時間とバッティングしにくいのも魅力です。
また、スイミングは自宅練習も必要ないため、通うだけである程度泳げるようになるのもポイント。
ピアノとは違うジャンルで、バランスよく育てたい方におすすめ。
ピアノ+英語
どちらも“継続がカギ”という共通点があります。
週1回+自宅での取り組み、というスタイルも似ていて、スケジュール調整しやすいです。
音楽と言語は脳の使う場所が似ているとも言われ、相乗効果も期待できます。
ピアノ+体操(ダンス)
リズム感や体幹を鍛える意味では、ピアノとダンスの相性は良いです。
ただ、娘のように「やってみたけど合わなかった」というケースもあるので、無理に続けさせないことが大切。
習い事は“楽しさ”が一番の原動力です。
ピアノ+サッカー
娘の通っているピアノ教室に男の子が3~4人いるのですが、なぜかみんなサッカーもしています。
偶然かもしれませんが、「音楽とスポーツ」のバランスがちょうどいいのかもしれません。
身体をたくさん動かして発散できるからこそ、ピアノの集中力も保てているのかなと感じます。
習い事は“数”より“質”と“継続”が大事

私が娘の習い事を見ていて思うのは、「あれもこれも」より、「これなら続けられる」という気持ちの方がずっと大切だということ。
ピアノ1つだけでも毎日ちょっとずつ練習を積み重ねていくことは、子どもにとって簡単ではありません。
だからこそ、習い事の数を増やすことより、今やっていることに“ゆるくでも、丁寧に”取り組めることの方が、ずっと意味があると感じています。
まとめ:子どもの習い事はピアノだけでも十分です

習い事が多い今の時代、「ピアノだけで大丈夫?」と不安になることもあります。
でも、1つのことにじっくり取り組むことで得られる力も、たしかにあるんです。
子どもの性格や生活スタイルに合った形で、無理なく続けられることを大切にしていきたいですね。
- 「ピアノが好き」
- 「もっと弾けるようになりたい」
そんな気持ちが芽生えてきたら、自然と伸びていきます。
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